ー１ー ページ1
緑
母「智洋ー！智洋起きなさい！！」
「......いや。」
母「何言ってんねん！！あんた今日から新しい高校やねんから、シャキッせんと！！」
「......はーい。」
神山智洋。１７歳の高校２年生。
親の都合で引っ越して今日から新しい高校に行くことになった。
まったく迷惑な話やで。
なんのために高校受験したんや！！
俺、人見知りやねん。やから仲のいい友達が行った高校に行って楽しくやってたのに......。
母「なにブツブツ言ってんねん！！はよ準備せな遅刻すんで！」
「はいはい。」
これ以上怒らすとめんどいからそろそろ動こ。
「じゃあ行ってきます。」
母「いってらっしゃい！友達いっぱい作るんやで。」
残念なことにオカンのその性格遺伝してないねん。
......................................................
「はぁ......緊張する。」
校門の前まで来たけど、知らへん人ばっかりや。
当たり前なんやけど。
えっと、どこ行ったらええんろ？
......職員室か。
って場所分からんって！！
......これ聞かなあかんやつ？
女子......はやめとこ。俺の人見知りがめちゃくちゃ発動するから。
こうなったら男子なら誰でもええわ！！
「あ、あの！！」
？「......はい。」
「職員室ってどこにありますか？」
？「......他のやつに聞いて。」
......めちゃくちゃ感じ悪いやけど！！！
無愛想やし。
はぁ、俺やっていけるんかな。
職員室も分からへんし......。
あかん、もう帰りたい。
？「......君、神山くんか？」
「え？あ、はい。」
話しかけてきたのはスーツを着た男の人。
？「ごめんなぁ。職員室分からへんかったやろ。」
「......まあ、はい笑。」
？「俺、中間淳太って言います。君のクラスの担任やで。」
「神山智洋です。よろしくお願いします！」
中間先生か......なんかいい人そうやな。
さっきの無愛想のやつとは違って。
中「ここが神山くんのクラスやで。」
「......。」
中「なんや、緊張しとるんか笑。」
「......はい。」
中「大丈夫やええクラスやから。
ほら入るで。」
どうかいい学校生活になりますように。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 312人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ポン酢 | 作成日時：2019年2月3日 11時
