及川徹の従妹は国見英に大変良く似ている。 2【及川徹】

48話 ページ7

うっわぁ松川さんのくだりすっぽ抜けてた！！
ごめんなさい！！




国見side


白鳥沢戦は負けて、その後の音駒戦は勝った。
次は梟谷だし、聞くのは今しかないな。

先ずは松川さん。


「松川さん、ちょっといいですか？」


松川「おー国見。いいぞ、どうした？」


「Aの事なんですけど」


Aの名前を出した途端、眉を上げる松川さん。


「昨日、何があったんですか？」


松川「直球かよ………ちょっと言えないコト、かな？」


なかなか手強いな、松川さん。


「……………質問が悪かったです。そうだな、どんな様子でした？」


松川「んー……まぁそれくらいならいいか。凄い泣きそうな…なんというか、儚い、みたいな感じだったよ。お前が何を探ってるのかは知らないけど程々にしろよ〜」


「わかりました、ありがとうございます」


これで十分かな。


休憩中の及川さんの元へ向かう。


「及川さん」


及川「国見ちゃん！どうしたの？」


「ここ人多いんであっち……ちょっといいですか」


及川「良いけど……」


怪訝そうな顔をしている及川さんを連れて体育館を出る。


「単刀直入に聞きますけど」



「昨日の夜、Aと何かありましたよね」


一瞬及川さんの顔が歪む。


及川「え、なんにもなかったけど…国見ちゃんはなんでそう思ったの？」


「Aが無理して笑ってるように見えたことと及川さんのミスで異常に喜んでいたこと、それから松川さんが昨日の夜Aと会話した時泣きそうな顔をしていたらしいこと。」


ひとつひとつ話す事に及川さんの顔が暗くなっていくのが分かった。


「それから及川さんが夜に部屋を出ていったことと、今日、物凄く調子悪かったですよね。」


及川「…………国見ちゃん、良く見てるね。」


「まあ及川さんとか嫌でも目に入るので」


及川「褒めてるの貶してるの！？」


「……それが聞きたかっただけです。もうすぐ休憩終わりますし行きましょう」


及川「国見ちゃんさ」


いつもと違う、珍しく真面目な声の及川さんに呼び止められる。




及川「Aのこと、好きでしょ。」

ーーー
文字数○ね(((



復活致しました！！！！

コロナ休校で暇なので、目指せ！毎日更新です！！

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