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口元しか見えなかったけどあの人どこかで見たことある気がする･･･
何も無かったような顔してエレベーターを呼んで待ってたんだけどそっと手を握られて
｢っ、なに？｣
SC｢ヌナ、どうした？｣
大きな音で近くに落ちた雷
思わずクプスくんの腕を掴んでしまって
｢あ、ごめ･･｣
離れようとすると
ﾌﾟﾂﾝ、･･･ﾌﾟﾂﾝ･･･と電気が落ちてエレベーターも止まった
SC｢やばくない？｣
エレベーターが使えなくなって階段で上がる。私の家の階についてバイバイしようと思ったのに
SC｢ヌナの家行く。｣
｢遅いからダメ。明日も仕事だよ。早く宿舎に帰って。｣
SC｢雷落ちるたびに肩揺れてるし･･･何かあったでしょ。手まだ震えてる。｣
ぎゅうっと握られる手
｢大丈夫だって･･･｣
SC｢俺が大丈夫じゃないから、心配で寝れない。｣
家のロックを解除して家に入るとやっぱり電気が使えなくて真っ暗だった
SC｢おじゃまします。｣
何を話すでもなくソファーに座ってるとまた近くに落ちる雷
SC｢ヌナ、｣
｢大丈夫。大丈夫だからっ･･･｣
自分に言い聞かせるのに震えが止まらなくて、立って水を飲もうと冷蔵から水を出したのにフタを上手く開けれない
SC｢貸して。｣
いつのまにか後ろにいたクプスくんかフタを開けてくれて水を一口飲んだ
SC｢ヌナ･･･｣
後ろからぎゅーっと抱きしめられる
｢だめ。｣
SC｢だめじゃない。｣
そっと離れ振り返ってクプスくんの顔を見ると会議してる時くらい真剣な顔してたのに
SC｢Aヌナ･･･｣
急に不安そうな顔になって、抱きしめられた
ダメなのに、･･･雷がまた落ちて思わす手を回してしまった
---
SCside
偶然会ったヌナはいつもと様子が違って、エレベーターを呼ぶ手が震えてて･･･何かあったんだと直感で思った
手を握っても解かれて、抱きしめても"だめ"って･･･ヌナにとって俺は弟で頼りないのかな
SC｢Aヌナ･･･｣
会ったときからずっと涙の溜まった目は暗闇でもわかるくらいで、無意識に抱きしめてしまった。･･･また振り払われるんだろうな。と思ったのに腰に回った手
腕の中で震えてるヌナは力入れたら折れそうなくらい細くてびっくりした
「ごめん。ありがとう。」
離れると涙のあとが見えて思わず頬を撫でると、俯いて顔を隠しソファーに座った
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ぴっぴ。(プロフ) - 初めてまして。アフスクshampoo大好き人間なのでまさかここで出てくると思わなくて、思わずコメント失礼致します。ただのマネ録でもラブコメでもなくすごく丁度良い関係性とても好きです。ありがとうございます！ (6月6日 22時) (
レス) @page34 id: b704e8a096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちい
| 作成日時：2018年9月21日 16時
