【DB】妖精の巫女 part2

番外編２：Re.ゴジータ ページ24

「可愛いー!!!」



ゴ「………。」



今、"俺のA"が豚に囲まれている。



豚「ぶひっぶひぶひぶひっ(訳:僕の頭も撫でて！)」



豚「ぶひっっぶひぶひぶひっ(訳:どけよ！この姉ちゃんは今俺のこと撫でてんだから！)」



…なんとも言えないこの豚の圧迫感。



いつの間にか一匹だった豚がAに寄せ付けられるかのように何匹もやって来たのだ。



ゴ「まさか…動物までに好かれるとは…(ﾎﾞｿｯ」



Aが元々好かれることは知っていたが…まさか動物までにも好かれるとは…。



と、その時だった。



豚「ぶひっ。」



俺の元にあの腹立たしい顔の豚が来た。



ゴ「……。」



豚「……。」



無言でみつめあい、謎の豚の気迫。←



負けじと睨んでやるが、一行にビビる様子はなかった。





「あ！さっきの豚さんだー!!!」



と、Aがひょこひょこと腹立たしい顔の豚を抱き上げ撫でる。



そして、豚が俺に向かって一言。





豚「ぶひっ。(訳:ざまぁww)」



ゴ「………。」



そのぶひっ。と共に俺の気が乱れる。



「っ!?ゴ、ゴジータ!?(な、ななんで4ゴジになりかけなの!?)」



俺の異変に気づいたのか、俺の手をとり豚小屋を出る。





「あ、あの！ありがとうございました！！」



飼員「いえいえ！またきてくださいね！」



豚「ぶひっぶひっ。」









「ね、ねぇ〜ゴジータ…？怒ってる？」



ゴ「…怒ってないぞ。」



あの後なんとかAのお陰で気を押さえることが出来た。



しかし、俺の気持ちのほうはおさまるわけがなくって…。



ゴ「…A。」



「ゴジータ…？どうしたっんんっ!!」



俺はAにキスをした。

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