【DB】妖精の巫女 part2

49：真実 ページ3

氷龍「お前は"地球"という星で産まれたわけではない。」





「え…？で、でも私は親に捨てられて…。」



"そんな筈はない"と氷龍に告げる。





氷龍「…お前はかつて妖精星で産まれた人間だ。妖精王である父親とその王女である母親の間に産まれた子供だ。」





「な、なにをゆってんのか…全然わかんないよ…。」





妖精王とか妖精星とか…。
どれも私には聞いたことがなかった。





氷龍「…だがかつてお前の星は多くの他星から目をつけられていたんだ。
……炎龍もその一人だ。」





悟「なんで目つけられてたんだ？」





氷龍「その星にはかつて治癒の力をもつ者がいた。だがそれはその星に住む者全員が持っていたわけではなく、妖精王とその王女。つまりお前の父親と母親しか持っていなかった。」





悟「その力って…すげぇもんなのか？」





氷龍「当たり前だ。治癒の力は瀕死の状態の人間も治すほどの力だった。





もちろんAにも不可能なことではない。」





「じゃあ私にもその力が宿っている可能性があるってこと…？」





氷龍「…そういうことになるな。」





悟「で、炎龍っちゅ奴はその力がほしかったんか？」





氷龍「あぁ。アイツはその力を利用して自分の星の"魔神"の復活を企んでいた。





だが"魔神"の復活はそんは簡単にはいかなかった。」

50：真実→←48：妖精王

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