63：王子 ページ17
「そ、その声…。」
何処かで聞いたことのある声だった。
炎「何者だ。」
??「ふんっ。おいカカロットなんだそのザマは。」
悟「おめぇ…！
ベジータ…！？」
炎「…なに？ベジータ…？」
「べ、ベジータさん…。」
確か、ブルマさんの夫…。
一回だけ組手をした人だ。
悟「お、おめぇ…なんでここに…。」
ベ「貴様の気が小さくなっていくのを感じてな。それでなんだと思って来てみれば…このザマだ。」
悟「へへっ…すまねぇベジータ…。」
ベ「ふんっ。おいそこのクソやろう。そいつを離しやがれ。」
視線を悟空から私と炎龍に向け、私を離せと命ずる。
炎「丁重にお断りさせてもらう。」
それをまともに聞き入れるわけもなく鋭く睨み付ける炎龍。
ベ「ほぉ…だったら力で教えてやる必要がありそうだな…。」
悟「ま、まて！ベジータ！あいつは…。」
ベ「うるさい！怪我人はおとなしくしてやがれ！」
悟「べ、ベジータ…。」
炎「…おい貴様、名はベジータと言ったな…？」
ベ「それがなんだ。」
炎「俺の記憶が正しければ…だが貴様ベジータ王子か…？」
ベジータ…王子？
ベジータさんって何処かの星の王子様だったの…？
ベ「そうだ…貴様なぜそれを知っている？」
炎「やはりそうか…貴様の父に一度だけ世話になったからな…(ﾆﾔｯ」
ベ「そんなことはどうでもいい！やるのか？やらないのか？」
炎「父に似て強情だな(ｸｸｯ
だがここでAを手放すわけにはいかないんでな…その挑戦受けよう。」
ベ「ふっ。ならば先にその女を離せ。」
炎「…いいだろう。」
そう言って私を倒れ混んでいる悟空の横に押す。
悟「でぇじょうぶか!?」
「う、うん…。」
なんだかさっきのこともあってか少しだけ気まずい雰囲気になっていた。
「っ…あの、ベジータさん！」
べ「なんだ。」
少し素っ気ない感じだったけど背中越しにちゃんと聞いてくれる。
本当に優しい人なんだな…って思う。
「その…ありがとうございます…！」
ベ「…別に貴様のためにやっているわけではない。ただあいつが気に入らないだけだ。」
「…それでも嬉しいんです。本当にありがとうございます…(ﾆｺｯ」
ベ「ふんっ。
今はカカロットの側に居てやれ。」
そう言ってベジータさんは炎龍の前に行った。
…そうだ。ベジータさんの言う通り、今は悟空の側に居るんだ。
それが今、私にできることだから。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2022年3月9日 12時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
れな^ω^ - 続き、楽しみです!!受験頑張ってください!! (2019年1月7日 23時) (レス) id: 60d727beff (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き楽しみにしてます(^-^) (2018年11月8日 0時) (レス) id: 0263cf4b82 (このIDを非表示/違反報告)
美梨(プロフ) - 学生は定期的なテストもあり、さらに受験も重なるので大変だと思いますが更新を頑張ってください！お気に入りと星しました！ (2018年3月31日 20時) (レス) id: ec30bfafc2 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - nebulaさん» ありがとうございます(^^)とても励みになりました！！ (2017年10月13日 19時) (レス) id: 24825d82ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カノン | 作成日時：2017年7月25日 14時
