占いツクール
検索窓
今日:20 hit、昨日:8 hit、合計:8,391 hit

シンデレラ (カンタ) 3 ページ19

お昼休み、彼はまたいつものように
1人でベンチに座っていた。

どう話しかけたらいいか
最後の一歩を
どう踏み出したらいいのかわからなかった


でも、悩んでいたらいつまでも
このままのような気がして

チャンスがいつまでも
私に回ってこない ような気がして

今まで私はなんで
簡単にチャンスが回ってくる
なんて思ってたんだろう

チャンスなんか、自分から掴み取らなきゃ
回ってくるはずないのに

魔法使いなんて現れるはずないのに

現れたとしても、私から歩み寄らなきゃ
振り向いてもらえるはずないのに…!!

気づいたら、私は勢いよく
彼に向かって走っていた

「あの…これ…良かったら使ってください…!
いつも応援してます…頑張ってくださいっ!」

彼の目の前に立ち、震える手で
タオルの入った袋を彼に差し出すと
少し驚いた表情を浮かべたあと、優しく微笑み

「あ…ありがとう、
…名前、なんていうの?」

「え…えっと…Aです」

「そっか…Aさん
いっつも応援してくれてたよね、ありがとう
これからも応援してくれる?」

「…っはい!も、勿論です!」

夢みたいだ…

そう思っていると
空いているベンチの横を見ながら

「あの…迷惑じゃ…なかったら…なんだけど
もし良かったらお昼一緒に食べよ?Aさん」

そう、少し照れた表情で彼は言った

シンデレラは魔法使いに魔法をかけられて
トントン拍子にお姫様になった

でも、シンデレラだって待ってただけじゃない

あの時勇気を出したから幸せになれたんだ

それなら、勇気を振り絞って…
チャンスを迎えに行ってもいいよね…?

「じゃあ…今度から、一緒にお弁当食べても
良いですか…!?」

「え…っ、うん、いいよ
Aさんがいいんなら、今度から一緒に食べよ」


それから、何日か過ぎたとある日

赤いタオルを肩にかけた彼が私に向かって
駆け寄ってきた。

「寛太君、お疲れ様」

「ありがとうね、A
あ、すぐ帰る準備するから!待ってて!」

あの時、私が行動しなかったら
なにも変わってなかっただろう

あの時、勇気を出したから
一緒に隣を歩きながら帰れるようになった

彼の知らない表情を沢山見れた

別れ道の曲がり角いつものようにバイバイ
と、帰ろうとすると、勢いよく右手を掴まれる

「ねぇ、A…あの…俺さ

Aのこと…が…好き…です
…もし良かったら…

付き合ってくれませんか?」


待ってるだけじゃだめなんだ
今走り出さなきゃ、なにも変わらない!

fin

君のこと (カンタ)→←シンデレラ (カンタ) 2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
設定キーワード:水溜りボンド , YouTuber , YouTube   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マリン - シンデレラの話すごく良かったです!あとリクエストなんですけど、カンタくんとみんなには秘密で付き合ってる設定の話が見てみたいです!出来たらでいいのでお願いします! (4月30日 19時) (レス) id: f743f30378 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最高過ぎました!!トミーさんのもっとみたいです!! (4月22日 17時) (レス) id: 5fbdf69980 (このIDを非表示/違反報告)
ふなっちぃ(プロフ) - 匿名さん» コメントありがとうございます。すぐに対応させていただきました。 (4月22日 16時) (レス) id: 7686772828 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - この作品はオリジナルフラグ対象作品ではありませんのでオリジナルフラグを外してください。 (4月22日 16時) (レス) id: 34346084b5 (このIDを非表示/違反報告)
黄色 - 良かったです。これからも頑張ってくださち (4月22日 16時) (レス) id: 2a718ccb0f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふなっちぃ | 作成日時:2017年4月20日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。