検索窓
今日:2 hit、昨日:28 hit、合計:59,450 hit

ページ9









会場の外にはまだ沢山のファンの子がいて入れる雰囲気ではない。


とりあえず裏口の方にいる警備員に話しかけて中に入れてもらおう。







『 すみません、中に携帯忘れたみたいで取りに入りたいんですけど…。 』







「 はぁ〜〜。 」







は?溜息つかれた?







「 貴女みたいなファンいるんですよ。

中にまだアーティストいるからって、何か忘れたので中に入らせてくださいって人。 」








「 困るんだよね〜。 」と笑ってる警備員。







『 そういったファンの方がご迷惑をおかけしたなら謝ります。

ですが、何の事情も聞かないで一概に全てがそういったファンだと片付けてしまうのは納得いかないです。 』








「 はぁ…。 」







なんなの、この人の態度!!!







『 そこまで信用できないのであれば大丈夫です。

アーティストの皆さんがこの場を去ってから入らせていただきますのでそれまで待っててもいいですか? 』








「 それって出待ちでしょ?

どんな条件でも入れられないから。 」







『 であるなら、これが私のチケットの座席です。

携帯を忘れてしまったので取ってきて頂いてもよろしいですか? 』








「 それが人に物を頼む態度?

説教垂れて、中に入れないからって逆恨みしないでよ。 」







はぁ〜〜?!


本当なんなのこの人!







「 警備員さん、この子俺のツレだから通すよ。 」







グッ と引かれた腕。


この人の正体に私はまだ気付かない。








.

▼ ?→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (108 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
400人がお気に入り
設定タグ:HiHiJets , 井上瑞稀 , ジャニーズJr.   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:藤井 波留 *゚ | 作成日時:2021年8月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。