▼ Igari ページ34
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瑞稀くん、行動に出るの早すぎるなぁ。
もっと慎重に行くタイプだと思ったけど
意外と行動派なのか。
『 瑞稀のこと大好きなんです。
リアコ拗らせて彼氏も出来ないくらいに瑞稀しか見えてないんです。 』
いつの間にか " 瑞稀 " なんて呼び捨てしてて
俺の方がAちゃんと早く繋がれたのに
なんて、心狭すぎんだろ!!!
『 でも瑞稀はジャニーズで、私は一般人です。 』
猪「 あのさ、そのジャニーズが勇気出したんだよ。
俺らだって自分の立場は理解してる。
それを踏まえた行動だったと俺は思うけどね。 」
『 勇気…。 』
猪「 ジャニーズはさ、恋愛しちゃいけないの?
ジャニーズと一般人が結ばれることは罪? 」
そりゃ、これからって時期でもし世間にバレたら
大ブーイングだろうし、デビューも遠のく。
でもきっと、瑞稀くんはAちゃんだから
きっと理解してくれるって思ったから
言葉に出来なかったけど行動したんだろうな。
「 好きだから付き合って。 」なんて
今は絶対に言えないって分かってるからこそ
行動で自分の気持ちを示したかったんだと思う。
猪「 Aちゃん、瑞稀くんと1回きちんと話そう。 」
瑞稀くんもAちゃんも、知り合ったからには俺の大事な人たちだから。
すれ違って悲しい思いなんてしてほしくない。
…頑張れ、瑞稀くん。
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作者名:藤井 波留 *゚ | 作成日時:2021年8月26日 23時