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*
望「 ケーキ、食べへんの？ 」
海ちゃんが流くんと合流して、
私と望だけになったテーブルは、
兎に角空気が悪い。
それも全部海ちゃんのせい。
…………ううん、私のせい。
『 いらない。 』
望「 じゃあ俺が全部食べてもええの？ 」
『 ………やだ。 』
望「 ﾊﾊｯ、どっちやねん。笑 」
『 ごめんね。 』
望「 んー？なんで謝るん？
俺、Aに謝られる覚えはないで？ 」
『 空気悪くしちゃった。 』
『 これは海ちゃんのせいじゃなくて、
私のせい。 』
って言うと、
望は笑って
「 俺、空気読めへんから
空気が悪いとか分からんわ。笑 」
って。
ほんと、なんで優しいの。
望を好きなら私はきっと幸せになれるのに。
なのに、
奥の方で笑ってる流くんが
気になって仕方ない。
『 望、もう出よ。
廉もそろそろ帰ってくるから。 』
望「 おー。
明日はどこ行くか考えといてな。笑 」
海ちゃんと笑う流くんが見たくなくて、
私は逃げた。
私は、
弱虫だから。
*
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�霤弔�んの顔は馬面 - めっちゃ面白いしサイコー！私もこんな恋愛してみたいです。 (2019年6月10日 23時) (
レス) id: b56bdd4cbc (このIDを非表示/違反報告)
虹香 - 感動しました・・・とても共感できて最後は泣いちゃいました（Ｔ０Ｔ）ありがとうございました！ (2017年9月28日 20時) (レス) id: 08ce2e4352 (このIDを非表示/違反報告)
こたちぇるちぇ - 号泣しました。感動しました。応援しています。 (2017年8月19日 18時) (レス) id: 66f38b52f4 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茶(プロフ) - 面白かったです！思わず涙が出ちゃいそうでした。すっごく共感できたし、気持ちが軽くなりました！ありがとうございました！ (2017年6月10日 22時) (レス) id: 78a706b18a (このIDを非表示/違反報告)
クマ 茶色 - この小説、すっごい好きです。めっちゃ泣けます。大好きです。 (2016年12月23日 23時) (レス) id: 71550fb77a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤井 波留 *ﾟ
| 作成日時：2015年8月5日 0時
