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*
流くんと別れて、
行く宛もなくふらふらしてた。
今望に会ったら、
きっと甘えて泣いちゃうから会わない。
望にばっか頼ってたら、
きっと迷惑だから。
『 廉…。 』
こういう時、
支えてくれるのは廉なんだよね。
廉「 呼んだ？ 」
『 うわ、 』
廉「 うわ、 なんてヒドいやん。 」
『 びっくりしたんだもん。 』
廉「 ………なんかあったんやろ？ 」
廉、
そんな悲しそうな顔しないで。
私まで泣きそうになるから。
廉「 ここやと人の目とかあるし、屋上行こか。 」
廉に連れられて屋上に来る。
誰もいないことからの安心感なのか、
涙が溢れだした。
『 どうして全部海ちゃんなの…ｯ。 』
声をあげて泣く私を、
廉はそっと抱きしめてくれた。
『 海ちゃんばっかズルいよ!!
私だって、愛されたいよ…ｯ!! 』
海ちゃん。
海ちゃんも私を嫌ってよ。
そうしたら、
私だって堂々と嫌えるのに。
廉「 姉ちゃんには俺がいるからな。 」
廉…。
廉の温かさが、
私の冷えた心を温めてくれるように感じる。
なのに、
頭に浮かぶのは、
流くんの笑顔。
*
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�霤弔�んの顔は馬面 - めっちゃ面白いしサイコー！私もこんな恋愛してみたいです。 (2019年6月10日 23時) (
レス) id: b56bdd4cbc (このIDを非表示/違反報告)
虹香 - 感動しました・・・とても共感できて最後は泣いちゃいました（Ｔ０Ｔ）ありがとうございました！ (2017年9月28日 20時) (レス) id: 08ce2e4352 (このIDを非表示/違反報告)
こたちぇるちぇ - 号泣しました。感動しました。応援しています。 (2017年8月19日 18時) (レス) id: 66f38b52f4 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茶(プロフ) - 面白かったです！思わず涙が出ちゃいそうでした。すっごく共感できたし、気持ちが軽くなりました！ありがとうございました！ (2017年6月10日 22時) (レス) id: 78a706b18a (このIDを非表示/違反報告)
クマ 茶色 - この小説、すっごい好きです。めっちゃ泣けます。大好きです。 (2016年12月23日 23時) (レス) id: 71550fb77a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤井 波留 *ﾟ
| 作成日時：2015年8月5日 0時
