*ﾟ 女子校 × 男子校 *ﾟ Ren.N

▽　story37 ページ37

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流「ここまでAに思われるあいつは幸せやな。

　 恋をすると臆病になるんはみんな一緒やで？

　 みんな、好きな奴に嫌われるんが怖い。

　 俺やって、Aに嫌われたら生きていかれへん。笑

　 臆病でええやん。

　 最初から強い人間なんておらんのやから。」









『でも、臆病なままでいて廉くんが他の子と付き合っちゃったらどうしよう…。』









流「あいつに限ってそれはないと思うけどな。

　 あいつは俺と約束したから。

　 Aが伝えたいときに伝えたらええよ。」









お兄ちゃんは本当に頼りになる。









『ありがとう。お兄ちゃん。』









こんなにもたくさんの人に私は支えられてる。


弱いことは悪いことじゃないよね。


べットに横になりながら君を思う。









『廉くん…。』









本当に大好き。


恋愛なんてしたことのない私がこんなにも素敵な恋をした。


それって幸せなことだよね。



そんな時に鳴ったのは私の電話。



ディスプレイには



゛永瀬 廉 ゛の文字。




少しドキドキな気持ちで通話ボタンを押した。









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