▽ story35 ページ35
*
紫「ホンマはAの気持ちが誰に向いてるかも知っとるよ。
好きな子の好きな奴くらい分かっとる。
それでも、どうしても好きやねん。」
静かに涙を流しながら言う紫耀くんにかける言葉が見つからなかった。
どんな思いで私に想いを伝えてくれたのかな？
私はただただ紫耀くんの言葉を聞いてあげることしか出来ない。
紫「なぁ、気付いてる？
A、涙流してんで。
きっとその涙が俺の告白の答えなんやろ？」
私の頬には紫耀くんが言ったとおり涙がつたってた。
『ごめんね……』
紫「別にAが謝ることちゃうし!!
ねぇ、今日だけでいいから俺のこと紫耀って呼んで。
廉よりも早くAに呼び捨てにされたい。
それくらい廉に勝ちたいやん。笑」
と、無理して笑う紫耀。
人を振るって…
自分に好意を寄せてくれる人の想いを断るって
こんなにも辛いんだ。
『しょ…う…』
紫「うん。ありがとう。」
観覧車の中は切なくて寂しいオーラに包まれていた。
紫「ホンマに今日はありがとう。
これからも友達でおってくれる？」
『当たり前だよ…
なにがあっても、私が紫耀を嫌いになることなんてないから。』
紫「ありがとう。」
この気持ちに嘘、偽りはない。
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由夏 - 終わりにしないで続編おねがいします｡廉くんとのストーリーもっと見たいです｡なんなら結婚まで持っていって下さい｡ (2021年6月17日 2時) (
レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
由夏 - 主人公が廉くんと付き合って恋歌が主人公の兄と付き合って互いに結婚まで持っていって欲しいです｡で主人公がダブルれんに囲まれてって面白そうだからそのパターンで続編おねがいします。 (2021年5月26日 17時) (レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
ぴり - 3番で小瀧望君で！ (2015年11月16日 1時) (レス) id: 040d2bcde2 (このIDを非表示/違反報告)
侑愛(プロフ) - めっちゃ感動しました！！ (2014年12月17日 20時) (レス) id: 0a3441573f (このIDを非表示/違反報告)
ももちん(プロフ) - 2がいいです！ (2014年11月12日 15時) (レス) id: 17b008ecd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちびにゃん
| 作成日時：2014年10月16日 21時
