少女は悪戯仕掛け人よりも悪戯好きなようで２【親世代】 (ページ6)

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神兄弟も神兄弟でヤバイなページ6

リューク｢なぁ、A。ずっと言おうと思ってて今の今まで言わないでおいたというか、現実逃避したかったというかだったんだけど、Aのレオさ、兄貴の変装だよね？｣

『うん、そうだよ。現実逃避したかったの？なんで？』

流石の私もびっくりだよ。朝起きたらいきなりリュークが私の部屋に飛び込んできてこんな事言い出すんだから…。

てか、今まで現実逃避って本当にどうしたんだ？

リューク｢やっぱりか…。現実逃避してた理由？そりゃ、俺兄貴苦手だからだわ。

いいか、今から言うことしっかり聞くんだぞ？｣

と言って、私の肩に手をトンッと置くリューク。

『う、うん。』

いつものリュークとは何処か違っていて、それ以上の返事は思いつかなかった。

リューク｢俺が犬が苦手なのは知ってるだろ？｣

『うん、それは勿論。流石に近所の犬見ただけであの怯えようはヤバかったからね…。今でも記憶に残ってるよ。』

そうそれは、2年生の冬休み。リュークの家に遊びに行った時、クリスマスパーティーするからって買い物行こうとした時に近所の人が犬の散歩してて、その犬見た瞬間リュークが怯えだして挙句の果てには腰抜かしてたもんね…。あれは本当にヤバかったわ…。

でも、それとルークが嫌いって何が関係してるんだろ…

リューク｢で、なんで俺が兄貴の事が苦手って言うとな、アイツ犬系男子じゃんか…。だから嫌なんだよ。必要以上に近づいてくる所とかさ。

だから、アイツから少しでも逃げるためにAと一緒にハリポタの世界にトリップしたってのにまさか此処まで着いてくるとか…もう殺人レベルだろ…。怖いわ｣

あぁ、なるほど…確かにブラコンの域という域を超えてるよね…あの髪←

ルーク｢(ﾟ◇ﾟ)ｶﾞｰﾝ｣

あれ？今ルークの(ﾟ◇ﾟ)ｶﾞｰﾝって声が聞こえたような…

もしかしなくてもドア挟んだ外にいるよね？？

『まあまあ、ルークにもあるんだよ。何かが

例えば、唯一の可愛い弟を近くで守ってあげたい…！とか、折角の兄弟なんだから近くに居たいよ！とか。きっと思ってるんだよ。』

ルーク｢Aちゃん…！(灬º∀º灬)ﾊﾟｧｧｧ｣

うん、やっぱり居ますね。あのブラコン紙←

リューク｢はぁ…。バレてないとでも思ったかクソ兄貴！！｣

バンッ

りゅ、リュークが人の部屋のドア壊した…！！:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):

ルーク｢Σ(||ﾟДﾟ)ﾋｨｨｨｨ｣

はぁ…これからどうなるんだよ。今切実に思ったこと…逃げたい。