少女は悪戯仕掛け人よりも悪戯好きなようで２【親世代】 (ページ11)

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ルーク暗殺事件(大嘘)← ページ11

ルーク｢ごめん、こっちだった。｣

今度こそ！と思い、そのカメラを確認する。でも、そのカメラに写ってたのはストーカーと思われる人の手や頭…それぞれ別々に写ってますけど…？

やっと全身写った写真見つけた！と思ったら後ろ姿でしかもぶれっぶれにブレまくってますけど…

あのー、1つ聞いていいかな？

ルークの分身、写真撮るの下手すぎない？

ルーク｢ど、どうだった？誰が犯人だった？｣

この紙は分身が撮った写真の確認もしないで私にカメラを渡したのか？

『ルーク？これの何処が写真だと言えるんですかね？(黒笑)』

ルーク｢…！？え、僕の分身ちゃんの癖に写真撮るの下手じゃない？｣

それは自分が上手いと言いたいのか？

ルーク｢ア、ハハー。ごめんねー、Aちゃん！僕、全然役に立たなくて(笑)｣

ｲﾗｯ…コイツむかつく。殴っていいかな？

ルーク｢ごめんて！！｣

『ねぇ、リュークの写真全部削除してもいい？

それかリュークにルークがリュークのこと隠し撮りしまくってるってバラしてもいい？』

ルーク｢どうかこの通り！許してくだされ！！｣

ルークがいきなり土下座をしてきた。君、プライドを捨ててでもリュークの写真を守りたいのか…

いいか？ジェームズ大好きの私でも流石に隠し撮りまではしてないぞ？

てことは、もしかして私がストーカー被害にあってるのにいち早く気づいたのは自分が同じ様な事してるから？

だから、普通の人よりストーカーに敏感なのか？そうか、そうだったのか…

いや何、私はルークとは弟が大好きって点で少しは分かり合える中だと思っていたけど、ルークの本性は犯罪者だったと言うわけか…

いやー、悲しいよ。唯一のブラコン関係の友を今日をもって失うことになるなんて…

ルーク｢ねぇ、それっさ僕を警察に突き出そうとしてるよね！？｣

ん？なんでそんな事するの？てか、神が警察って無理っしょ

『リュークに突き出そうとしてる。』

ルーク｢やめてーぇ！！ヽ(；´Д｀)ノ｣

『え、ダメ？』

ルーク｢ダメに決まってるでしょ！！｣

リューク｢何がダメだって？｣

『リュークなんでいんの？』

リューク｢Aが全然戻って来ないから心配で来た。で、何がダメだって？｣

『これ』

カメラをリュークに渡した。

リューク｢！？…兄貴？(黒笑)｣

このあと、ルークはリュークによってお空へバイバイの存在になりました。

ルーク｢ﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ｣

めでたしめでたし←