登坂家の日常。。。9

9-7　〜梛〜 ページ7

うっブルブルっ





ちっち出て
カラダがブルってして





目がさめちゃった





すこーし運動しよっかなー





えいっえいっ！





「なぎー」


「あっにぃに」


「なぎ、なにしてんのー？」


「なぎね
ミルクたくさん飲まないとだから
蹴りの練習してんの」


「じゃあにぃにも一緒にやるー」


「うん、やろー」





えいっ！やー！
えいっ！やー！





「なぎかっこいー」


「にいにもかっこいー」





今日もにぃにが遊びに来た





にぃにはね
なぎが産まれるずーっと前に
Aちゃんのお腹の中にいたんだって





「にぃに」


「なぁに？なぎ」


「にぃには、今日もお空から来たの？」


「そうだよ」





にぃにはね
お空にいるの





ずっと
おみくんとAちゃんを見てたんだって





「あっAちゃん来たよ
またくるねーなぎ」


「うん、バイバイにぃに」








あーAちゃんがなぎ見てる
Aちゃん。今日もかわいい



「あーあー」(Aちゃーん)


「なぎはお喋りが上手ですねー」


「あーあー」(でしょ)


「さっきは誰とお話してたんですか？」


「あーあー」(にぃにだよ)


「へーそうですか
さっパパがお仕事行くから いってらっしゃいしようか」


「あーあー」(うん)





ふふっ
それでAちゃんがなぎ抱っこしてくれるの





「おーなぎ起きたかー」



あっおみくんだ
おみくん。今日もかっこいい



「あーあー」(起きたよー)


「今日もなぎはかわいいなー」


「あーあー」(だから知ってる)





それよりーちっちいっぱいで気持ち悪いよー



お腹もへったよー





「ふぇーん ふぇーん」


「あっやっと泣いたな
今 ママがミルク作ってるから我慢しろー
その間にパパがオムツ替えてやるからな」





え…おみくんが？



なぎ女の子なのに



えーはずかしー





「なーに言ってんの
オムツ替えなんかしたことないくせに
そんなことより早く行った方がいいんじゃない」


「おっそうだ
じゃあパパ行くからな
なぎはいい子にしてろよー」





「チュッ」
「チュッ」





こうしておみくんは
なぎとAちゃんにチューして





「行ってらっしゃーい」
「あーあー」(らっしゃーい)


「おぅ行ってきまーす」





お仕事に出かけて行った





「パパ行っちゃったねーなぎ」





あれ
Aちゃん寂しいの？





ママはパパが大好きなんだね





パパもママ大好きだって





いっつも なぎに言ってくるよ

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