8-40 〜広臣〜 ページ40
保育器からやっと外に出れた姫。明後日のAの退院と一緒に帰れそうで ほっと一安心
Aはあたふたとしながら、乳咥えさせミルクあげてオムツ替えてってやり始め
「寝れなーい」って文句言いながらも
だんだんと母らしくなってると思う
まだ乳の出はよくないらしいけど
姫が咥えるようになって、少しは出てんのか？
そして
朝飯食ってから一旦家に帰って
シャワーだけ浴びてすぐに戻ってきた病院
車を駐車場に停め、いつもの裏口から入ろうと
「ん？」
病院の前に停まったタクシーから降りた女…
ラフなゆったり目のニットに細身のデニムに綺麗なブルーのパンプス
バックはエルメスの真四角の…あれなんだっけ？
Aもピンクの持ってるやつ、それのブルーのやつと、Aの好きなタルト屋の箱持って
そういえばこいつブルー好きだったな
ブルーのバーキンも持ってたな、なんて思いながら
近付いていくと、サングラスにマスクの俺でも気付いて
「えーあんたいたの？」
「いちゃわりーか」
この感じ…昔と変わんない
このこいつの笑顔が昔は大好きだった
細いくせに胸があって
こいつの身体はどんな女より1番って思ってた
こいつのためなら死ねるなんて
思ったこともあった
そんな今までの俺の人生の中で
Aの他に結婚したいと思った唯一の女
「元気そうじゃん、夏生」
「おかげさまで
あんたも元気そうで
あっおめでと」
「おぅありがと」
昔は臣って呼んでくれてたのに
"あんた"かよって思うけど
こいつもAと一緒
普段はあんただったわ
「あーあんた居るなら出直してくる」
「なんで、一緒に行きゃあいいだろ」
当たり前の事行ったつもりだけど
一瞬ジロっと睨まれて
「ほんとあんたって分かってないね」
「なにが」
「あのね、元カノの存在ほど厄介なものはないの」
「んなこと言ったっておまえとA仲良いじゃん」
と…「ふー」っとため息つかれて
「だからさ、あたしとAが仲良いのはあんた関係ないから。あんたとあたしに今何もないからでしょ。
それだけあんたを信じてるんだし、あたしも信用されてるの
それがAも一緒ならいいけど、たとえ偶然会ったとは言えAの居ない所でこうして2人で居て一緒にAの所行ってみな。絶対いい気しないよ」
「Aならそんな事思わねーよ」
そう臣嫁なめんなのAだよ
そんな風に思うわけ…ないよな…？
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chiharu(プロフ) - けいちゃんさん» はーい！そうさせていただきますわ。いつもくだらない私に付き合っていただき、ありがとうです。気まぐれ思いつき…これからもお付き合いよろしくです(o^^o) (2019年9月1日 10時) (
レス) id: d2cf94a26d (このIDを非表示/違反報告)
chiharu(プロフ) - 1980noさん» はいっ本当にいつもありがとうございまーす(^^)この夫婦、私も大好きなんで…パッと思いついたらね、行かせていただきます(o^^o) (2019年9月1日 10時) (レス) id: d2cf94a26d (このIDを非表示/違反報告)
chiharu(プロフ) - myukavvmさん» ありがとうございます！嬉しいですわ(^^)ちょっと考えさせてくださいな。これからもよろしくです(o^^o) (2019年9月1日 10時) (レス) id: d2cf94a26d (このIDを非表示/違反報告)
chiharu(プロフ) - nori_3jsbさん» はじめまして(o^^o)ありがとうございます！はいっ続き行きたいんです…よ(笑)どうしようか…どう持ってくか…ちょい悩み中です(o^^o) (2019年9月1日 10時) (レス) id: d2cf94a26d (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - 無理せず、ノンビリと！待ってます！ (2019年8月30日 22時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiharu
| 作成日時：2019年8月8日 12時
