登坂家の日常。。。8

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いろいろと夫婦で相談した結果、当初の予定とは大幅に変更になり



帝王切開での出産と子宮全摘を同時にすることとなった



先生から言われた手術日は、ちょうど広臣のツアーが終わった後でちょうどよいって その日で決まり



あとはその日まで
私もジュニアも踏ん張るだけ








そして三代目のツアーも残すことあとひと場所



今日も一日中 あと数日でこれが楽になるって思いながら激痛に耐えていた



広臣も明日からのライブに備え
早めに病院に来てくれて



夕飯を一緒に食べようって、広臣だけ達也くん特製弁当を持ってきて



広臣はそれ食べながら
私は病院のご飯を食べながら



「今回のツアーは長かったね」


「だよな」



なんて話をしていると





いつもの筋腫やろうが暴れだして





え…





腰もだけどお腹も痛い
いやっどこが痛いのか分からないくらいの激痛





でも





痛みがいつもと違う





ベッドを全開に起こして寄りかかってるけど





声も出せなくて





「……っ……」





目をつぶると
自然と身がよじれてくる





そんな私に気付いた広臣





「おいっ」





すぐに近寄ってくれるけど





「………」





何も言えない





「痛いのか？」





頷くと





すぐにナースコールを押す広臣





と同時に





なんか出てきた





これ





この前の破水と同じ？





なんて





思っているうちに





意識が遠くなって





何も





分からなくなった

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