登坂家の日常。。。8

8-38　〜広臣&you〜 ページ38

〜広臣〜





Aのち くび刺激しながら、じわっと出た甘い乳を味わう


ってか母乳って甘いのな
これなら早く姫に飲ませたいわ


Aは目をつぶって…
あー顎上がってきてんじゃん




「おまえさ1人で悶えんなよ
勘弁してよ。俺だって我慢してんだから」


「ちがっ…

だから違うの」


「なにが違うんだよ」



そう言いながら
Aのち くびをまた咥える俺



「あのね、気持ちいいなーって思ったら
子宮ないのに、子宮ないのにだよ
子宮のあたりがきゅーんってなったの
それで胸がちょっと張った感じがして
おっ ぱいが出てきたの」


「まじ？」


「うんうん」



そうやって何度も頷くけど
んなことあんの？



「でもさ、気持ちよくなったら
我慢できんの？おまえ」


「えー…」



あらら
正直なんだから



俺だって
マツタケ大変なことになってんけど



さすがにな



「じゃあこれから毎日こうしてやるけど
俺も我慢するからおまえも我慢しろよ

それで乳出るようになればいいんだから」


「うん
でもさ不思議だよね」


「だな
これが夫婦2人の共同作業ってやつ？」


「おー上手いこと言うねー

でも広臣ってすごいよね
昔だって陥没してるち くび治してくれたし

私にとって広臣は、ドクター臣だね」





それっていいのか悪いのか


でもこれは姫が飲むAの乳を出すため


それを2人して真剣に悩みながらいろいろとしてるだけ


こんな夫婦って有りだよな




こうやって俺もAも、パパとママになっていくんだと思う


でもな、先生にも言われたろ
母乳にこだわんなくもミルクだけでも大丈夫だからって


あんま頭でっかちにならずに姫に合わせた子育てしてこ


それこそ
なるようになるさで行こうじゃん









・









・









〜A〜





広臣のおかげで胸が張るって感覚を初めて味わった


これで母乳出てくれればいいのに


でもさ



「広臣こそ我慢しよって我慢できんの？」


「我慢するしかねーだろ
まだ腹痛いだろうし、胸だってそれじゃ揉めねーだろ」


「そうだけどさ
広臣だから」


「俺だからなに
あのね、言っちゃ悪いけど
最近の俺ほんと真面目だよ
そんなのおまえが1番分かってんだろ」


「ふふっ」



本当にそう思って
思わず笑っちゃう


そうすれば



「そんなの心配する前に姫の名前考えろ」


「あ…」



そうじゃん
名前…



きゃー
すっかり忘れてた…

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