登坂家の日常。。。6

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「あー分かった分かった
おまえは悪くない、ない

でも誰もそっちぶっちゃけろとは言ってないのに」


「自分だって半年とか言ったじゃん」


「だっておまえが言いだしたから」



あら珍し
この2人の口喧嘩なんて


広臣も達也くんも「ほ？」って2人見てるよ



「はいっもうやめー
結局、何の話したかったの？」


「あー
だから、真理が言えって」


「あー
あのさ、やっぱ不妊治療することにした」


『「あー』」



みんな大きく頷いて
ほっと胸を撫で下ろした








まさかの真理の告白で明らかになった
2人のレス



かと言って、キャバマリの事は許されない





「でもさ
それで翔太がキャバ通いするのは、まだ許すとして…」


「あー待った」



翔太に止められた


そのついでに



「とりあえず、みんな座ろうか」



それで、全員ソファに移動して…


いつものように、夫婦並んで座って



「あんただけそこ正座」


「えー」



とか言いながら
私の言いなりになる達也くん



「で？」



広臣が翔太に聞く



「おぉ
たしかに最近、達也とキャバ通いしてた

でもそれは、別に真理のせいじゃないし
その辺は、真理にもちゃんと謝ったから

なっ」


「うん」



真理が返事する



「で、マリの方なんだけど
そっちは、まじ何もしてないから俺

だから、マリはもううちの店出禁にする
ゴールドも今後一切行かない

だから、行きたいなら
達也1人で行け

臣は、絶対誘うな」


「分かった
俺もたまににするようにする」


「は？
そこは、俺も行かないでしょ」



私が睨みつけると



「はい分かりました
もう行きません」



そう返事して
みんな笑いだした


けど…


1人笑ってないやつが…



「なんで俺誘うなだよ」



タコになってる



「そんなの
おまえの好きそうな女うじゃうじゃいるからだろ

ただでさえ今のおまえ、女が寄ってきちゃうの
おまえバカだから、すぐ調子に乗るし

あいつらだって
おまえが結婚してようが、なんだろうが
関係持てるんだったら、どんな手でも使ってくるよ

それでバカ見るの目に見えてるから
だったら、最初から近付かないのが利口

分かった？」


「はーい」



手を上げて言うけど



またタコになりやがる



ったく、まだそんな遊びたいか？



ほんと懲りないやつ

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