登坂家の日常。。。3

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「あーら
せっかく た、か、の、り がそう言ってくれるんだから、一緒に写真撮りましょうよぉ〜」


「ですよね〜Aちゃんっ」


「『ねーっ』」



2人声揃えて言えば



「チッ」



あっ舌打ちした



「なに？」


臣「なに？は俺のセリフ

何"たかのり"なんて呼んでんだアホ」


「いいじゃん
岩ちゃんは弟みたいなもんだもん

それにさ、今日のみんなホステスみたいでしょ」


岩「うんうん
真理さんは"ざぎ〜ん"って感じで、凛ちゃんは若いから"しっぶや〜"って感じで、Aちゃんは…」


「うんっ」


臣「おまえは八王子だ」


「えーーーっ
なんであたしだけ東京都下」


臣「ばかっ
八王子もバカにできねーから」


「あそっか
私たちだと渋谷出ようが
羽村だと都会に出るは八王子だもんね」


臣「羽村馬鹿にすんな」


「別に〜」



でタコになるおっと



そんなやり取りにオーナー夫婦とアシスタント2人は呆れて奥の控室にいなくなって





「そーいえば
岩ちゃんどうしたの？」


臣「おまえ心配して来てくれたんだろ」


「あらっそれはそれは…
でもこの通りすっかり元気だから」


岩「みたいですね
安心しました」


「はいっありがとうございます」


岩「いえいえ

ってかAちゃん。今度ゆっくり僕の話聞いてくれますか？」


「いいですけど
もしかして美咲ちゃんのことでしょうか？」


岩「そうです」


「だったら私もそのお話はしたかったんで

私ならいつでも大丈夫なんで、岩ちゃんの都合のよい日にお家にどうぞ」


岩「ありがとうございます」


「もしうちのおっといなくても岩ちゃんならOKなので」


臣「それはダメでしょ」


「なんで？
なら隆二くんも一緒ってのはどう？」


臣「それはもっとダメ」


「えーケチ」


岩「もー
喧嘩しないでください
大丈夫です。美咲も一緒に連れていきますから」


「わ〜それはマジですか？
なら美咲ちゃんだけでもいいんですけど」


岩「それはひどいですAちゃん」


臣「へっ
こいつは可愛い女子が大好きなの」


岩「あー臣さん
それ大丈夫なんすか？」


臣「んだよ…」


「ん？」


臣「いやっなんでもねーよ」



なんか変な態度



臣「んなことよりさっさと自分の服に着替えろ
目も痛いんだろ

バカ女」


「うるせー
バカにバカ言われたかありません

バカ臣」


臣・A『「あ"ーーーーー」』





やっぱこいつとだと
こうなるんだ…





「はーぁ…」

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