旦那様は登坂広臣 2

食い気 ページ7

〜広臣〜






俺の股の間



「さぁ私がピュッっとしてあげますからね〜」



どうしても俺を手でイかせたいのか
またしゃがみ込もうとするA



実はな、さっきはあまりにもAが一生懸命だったからイきそうなんて言ったけど



口ならまだいいけど
残念ながらAのテクじゃいけそうでいけないの



「俺はもういいから」


「だめっ私がしてあげるの」



まったく分かんねーやつ



「もういいって言ってんだろ」



そう言って無理やり腕引っ張って
スケベ椅子の俺の膝に跨がせれば





「結局こうなる」


「だって俺がAに挿れたいんだもん」


「もーしょうがないんだから〜」



俺の首に腕回してクネクネしながら言いやがって



結局自分だってこうなるじゃん



だったら
最初から俺の言う事聞いてりゃいいの





そんなA
ミストサウナのせいか
火照った顔がやけに色っぽく見える



霧状のミストで程よく湿った身体も俺に吸い付いてくるようだし



俺のマツタケはもうはち切れそう



Aの1つにまとめた髪の
首に纏わりついてる後れ毛をよけてやりながら



ゆっくり顔を近付けていけば





「ぐぅ〜」



派手に鳴るAの腹



まったく色気のない
その大きな音に



「ぷっ」
「ぐっ」



思わず2人で笑っちゃう



「さすがに腹減ったよな」


「うん…」



だよな
ももに合わせて朝飯早かったし
病院出る時からAの腹「ぐーぐー」いってたもんな



俺も腹ペコだし





もうすっかりAに挿れる気満々な俺だったけど



「どうする？続ける？」



一応Aにお伺いをたててみる



いつもの俺なら何があっても自分が挿れたきゃ絶対挿れる



Aの都合なんか聞きやしない
自分本意でそんなことしないけど



今日はAの思う通りにしてやりたいから



「うん…
もうお腹減って死にそう
これじゃえっちに没頭できない」



ほんとに死にそうな顔でお腹押さえて言うから
可笑しくてたまんない



俺のマツタケじゃ腹は満たさないし



それこそ没頭できないんじゃな





「よしっ
飯食いに行くぞ」


「うんっ
やったー」





それで嬉しそうに思いっきり飛びついてくるから



胸の先端は顔に当たるし



ビンビンなマツタケはうまい具合に
Aのお股に当たってすぐに挿れられそうだし



でも今のAは色気より食い気だもんな



ただこのまま終わる俺は辛いんだから



そこは分かってくれよな

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