33日目 ページ34
合宿二日目は何事もなく終わり合宿三日目。
今日は急遽、東京の音駒高校と練習試合をすることになった。
音駒、、確かイトナとカエデがいたっけ、
お昼過ぎ、音駒を迎えるべく私、及川先輩は駐車場でに行った。
もちろん数歩後ろには私の護衛の鈴木さんと佐藤さん(仮)がいる。
後ろに人がいるのは落ち着かないがまあしょうがない。
「Aちゃんの家ってまさかお金持ちなの？」
後ろを気にしながら及川先輩が聞いてくる。
「さあ、普通、だと思いますよ。」
金持ちかどうかはわかんないけど、親二人は普通じゃないけどね、
あの二人が親とかなんか変な感じだなｗ
そうこうしていると音駒のバスが来た。
先ず監督とコーチが出てきて挨拶をする。
後ろからはバレー部の人が出てきている。
「主将の黒尾鉄郎です。今日はよろしくお願いします。」
「主将の及川徹です。こちらこそよろしくお願いします。」
及川先輩は音駒の主将さんとあいさつをしている。
うん、胡散臭い。てか、髪型どうしたし、
「なぬ！？女子マネージャー、だと！？」
モヒカンの人が私を見て固まる。
軽く会釈をすると、
「ッグハ.....」
胸を押さて膝から崩れ落ちた。なんか、即視感があるなぁ。
「山本、うるさい」
あれ、この声って。
「イトナ？」
聞き覚えのある声のした方向を見ると音駒のジャージを着たイトナがいた。
「Aか、一か月ぶりだな。」
「音駒高校に行ったのは知ってたけど。え？選手？」
戸惑いを隠せないでいると皆体育館に移動し始めた。
「成り行きでマネージャーになった、」
どんな成り行きだよ、
そんな疑問は置いておいて、体育館についた後にドリンクを作るために水道まで案内する。
「チームメイトには、中学のこと言ったか？」
隣でドリンクを作る私を見てイトナが言う。
「東京の中学校だってことしか言ってないよ、そっちは？」
「俺は言った、それで驚かれた、」
「質問攻めにされたりは？」
「しなかった、」
「そっか、良い人たちだね。」
あの事件から多少時間が経ったとはいえ、まだ世間は椚が丘での事件を覚えているだろう。
あの事件は私たち生徒が被害者のように報道されていたため、椚が丘中学校出身だと知られれば勝手に同情されたりする。
現にマスコミや世論はそうだった。
「ああ、そうだな。」
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みく - 赤葦落ちが良いです (2021年7月29日 18時) (
レス) id: ff0a64030b (このIDを非表示/違反報告)
よくいる乙ゲーマー(プロフ) - さうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。やっぱり、業君ですよね！ (2021年1月8日 16時) (レス) id: 07008c83f6 (このIDを非表示/違反報告)
さう(プロフ) - めっちゃお話面白くて続きがたのしみです！落ちは業がいいです！ハイキューメンバーをモヤモヤさせて欲しい！！ (2021年1月7日 1時) (レス) id: c9dfe6b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
よくいる乙ゲーマー(プロフ) - ママンさん» 主人公の概要は少しずつ明かしていこうと考えています。軽い設定はわかっていたほうが感情移入しやすいから始めに書くか悩みましたが、読者の方に色々考察して楽しんでほしくて説明はしていません。 (2020年12月31日 23時) (レス) id: 07008c83f6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼華 - ろんどさん» それなぁぁぁぁ！！！ (2020年12月28日 8時) (レス) id: 7d91fbb021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よくいる乙ゲーマー | 作成日時：2018年9月2日 19時
