３日目 ページ3
ついにやって来てしまった放課後！
体育館まで来たけど用事ってなに？
悪いことした覚えないんだけど......
「はぁ、」
ため息と共に体育館に入ると部員がバレーのネットをはったりして準備をしている。
うん、青春だね。
心の中で謎発言をしていると後ろに人の気配を感じた。
振り返ると背の高い先輩が私を見下ろしていた。
表現がこのままでは先輩の好感度が落ちてしまうので、言い直すと、私より凄く背が高いので威圧感が出ていた。
バレー部らしい体型だな、道を開けると私に用があったらしく私に話しかけてきた。
ポカンとしていると先輩の後ろから国見くんが長いお供を連れて現れた。
「国見くん、であってるよね？状況説明お願いしてもいい？」
「なんかマネージャーになって欲しいらしい」
うん、やだ☆
「なんで私なんですか？他にいないんですか？」
「マネージャー志望の子はくるんだけど、及川目当てで来るから仕事がなぁ......」
先輩の一人がそう言うと、納得が出来た。
「大変なんですね、」
「だろ？だからお願いできねぇか？」
他人事だけど、私としても部活に入っていた方が良いので断る理由もない。
私自信がなにかをするという事もないので目立つ事もないのがポイントが高い。
「良いですよ」
トントン拍子で私がマネージャーになることが決まり、入部届けを渡されて今日は見学することになった。
見学といっても、部員から仕事内容を教えてもらったりするのだが。
仕事内容は別段特別なこともないので覚えるのは楽そうだ。
部活が始まると、まず私が挨拶をすることになった。
「マネージャーになる烏間Aです。今日は見学ですが、よろしくお願いします。」
バレー部が並ぶのは圧巻の光景だなぁとか呑気な事を考えながら普通に挨拶をする。
練習が始まってコーチの手伝いをしたり、タオルを洗ったりしているとすぐに終わりの時間になった。
ジャージから制服に着替えて更衣室から出てくると国見くんとお供と先輩×４名が待っていた。
うん、気のせいだ。
かーえろー
「ちょっと！無視しないでよ！」
やっぱり私？
「なんですか？」
少し刺のある言い方になってしまったが後悔はない。
私は早く家に帰って、勉強して、筋トレがしたいのだ！
「もう遅いし送ってくべ」
男前な先輩が男前に言った。
ありがたいけど、私には必要ないんだよなぁ
とか思いつつ大人しく送って行ってもらった。
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みく - 赤葦落ちが良いです (2021年7月29日 18時) (
レス) id: ff0a64030b (このIDを非表示/違反報告)
よくいる乙ゲーマー(プロフ) - さうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。やっぱり、業君ですよね！ (2021年1月8日 16時) (レス) id: 07008c83f6 (このIDを非表示/違反報告)
さう(プロフ) - めっちゃお話面白くて続きがたのしみです！落ちは業がいいです！ハイキューメンバーをモヤモヤさせて欲しい！！ (2021年1月7日 1時) (レス) id: c9dfe6b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
よくいる乙ゲーマー(プロフ) - ママンさん» 主人公の概要は少しずつ明かしていこうと考えています。軽い設定はわかっていたほうが感情移入しやすいから始めに書くか悩みましたが、読者の方に色々考察して楽しんでほしくて説明はしていません。 (2020年12月31日 23時) (レス) id: 07008c83f6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼華 - ろんどさん» それなぁぁぁぁ！！！ (2020年12月28日 8時) (レス) id: 7d91fbb021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よくいる乙ゲーマー | 作成日時：2018年9月2日 19時
