7日目 ページ7
そして今日の部活の時間になった。
着替え終わって気づく、
あ、まだ髪の毛結んだままだった。
まぁいっか。
どうせ跡がついてしまっているので、そのままにした。
「こんにちは」
体育館に入るとネットを張っているところだった。
「金田一くん、手伝うよ」
「お、ありがとうな」
黙々と作業をしていると金田一くんが沈黙を破った。
「Aって中学で何かスポーツやってたのか?」
「ん?どうして?」
「いや、体育の時凄かったから、」
「あーあれね、中学の球技大会でバスケ部と対戦したからだよ。
中学では3年間帰宅部だったよ。」
ちょうど国見くんがボールを持ってきた。
「なに話してたの?」
「中学の話、二人はやっぱりバレー部だったの?」
「うん、金田一とは同じ中学だったよ
あと、及川さんと岩泉さんも」
「へー、だから仲が良いんだ」
時計を見るとそろそろ部活が始まる時刻だ
「私ドリンク作ってくるね」
残りの準備は来ていた人達に任せて体育館から一番近い水道に行った。
やっぱり作る量多いなぁ
ボトルに水と粉をいれて振るだけだが。
作業は簡単でも人数が多いとそれだけでも大変だ。
第7話にもなって私の紹介がされていないことに対して疑問を持つ読者もいると思うので簡単な自己紹介をしよう。
私の名前は烏間A。
烏間という苗字は今年に新しく貰ったものだ。
中学校は椚ヶ丘中学校で、落ちこぼれを集めた3年E組にいた。
けれども、私は不良でも落ちこぼれでもない。
私は殺し屋だ。
元々両親はどこの誰かもわからない。
孤児院の前に捨てられていたのを発見されたのだ。
その孤児院は裏社会と繋がっていて孤児院から裏社会へ進出していく者が多かった。
私もその人で、何でもそつなくこなすので殺し屋になった。
そのため様々な言語や高い教養、そして武術などを教えられた。
中学生になる頃には、裏社会で名の知れた殺し屋になった。
“女郎蜘蛛”そう呼ばれている。
計画が綿密で年のわりに大人びた容姿を利用して、ハニートラップをよくするためそう呼ばれるようになった。
普段は、A Aという名前で生活していた。
椚ヶ丘には2年の時に転校して、E組に入らせてもらった。
殺し屋だということを皆に明かした時は快く受け入れてもらった。
卒業する前に、殺センセーからの助言で烏間さんの養子になった。
これが私の生立ち。
ドリンクを作り終わり、体育館に戻った。
誤字直しました。(2020,1/3)
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みく - 赤葦落ちが良いです (2021年7月29日 18時) (レス) id: ff0a64030b (このIDを非表示/違反報告)
よくいる乙ゲーマー(プロフ) - さうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。やっぱり、業君ですよね! (2021年1月8日 16時) (レス) id: 07008c83f6 (このIDを非表示/違反報告)
さう(プロフ) - めっちゃお話面白くて続きがたのしみです!落ちは業がいいです!ハイキューメンバーをモヤモヤさせて欲しい!! (2021年1月7日 1時) (レス) id: c9dfe6b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
よくいる乙ゲーマー(プロフ) - ママンさん» 主人公の概要は少しずつ明かしていこうと考えています。軽い設定はわかっていたほうが感情移入しやすいから始めに書くか悩みましたが、読者の方に色々考察して楽しんでほしくて説明はしていません。 (2020年12月31日 23時) (レス) id: 07008c83f6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼華 - ろんどさん» それなぁぁぁぁ!!! (2020年12月28日 8時) (レス) id: 7d91fbb021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よくいる乙ゲーマー | 作成日時:2018年9月2日 19時