35日目 ページ38
練習試合が終わり片付けをしていると音駒の主将さんに話しかけられた。
「マネちゃんさ、うちのイトナとなか良いんだな」
「烏間Aです。そうですね、
勘付いてると思うので隠しませんが、イトナとは中学が一緒だったんですよ、」
「そういうことね、イトナが初対面の女子と仲がいいからまさかと思ったけど、」
この人、周りをよく見てるなぁ、
「中学のことは、まだ、青城の誰にも言っていないので秘密にしてもらってもいいですか？黒尾さん」
ボトルを洗い終わり体育館に戻ってきたイトナが私たちに気づく。
「黒尾、Aだけはやめておいたほうが良い、遊ばれるだけだ。」
先輩に対しても呼び捨てなんだ、
「遊ばれるって！今はそんなことしてないよ！」
「今はかよｗ」
他校の主将に笑われた、、、
二人は荷物をバスに積みに行った。
国見君が少し離れたところでこちらを見ていた。
話、聞こえていただろうか？
「ねえ、Aさ、音駒のマネージャーとどんな関係なの？
初対面にしては仲よさそうだったけど、」
練習試合が始まる前とかを見られたのかな、
「初対面じゃないよ、イトナ、音駒のマネージャーと同じ中学だったんだ、」
「そう、」
それだけでは納得していないのか、じっと私の目を見てくる。
「それ以上もそれ以下でもないよ、ホントに」
それ以上問いただされることもなく、音駒の方々は帰っていった。
イトナから聞いたことによると明日は烏野と練習試合をするらしい。
そのまま何事もなくお夕飯の時間になった。
相変わらずスタメンに囲まれるが、それにも慣れてきた。
が、今日はいつも以上に及川先輩がうるさい。
「てか、音駒のマネージャーは何でAちゃんと仲良さげだったの？」
どうやらこれが原因のようだ。
「及川先輩も聞くんですか、彼とは同じ中学だったんです。」
「髪触ってた！」
「それがどうかしましたか？」
「お前はもう少し警戒心を持て」
岩泉先輩まで言ってくる。
イトナに警戒心を持ってもなぁ、
「別に彼のことはそれなりに信頼してるんで、警戒心は、、、」
「及川がやったらどうなんだ？」
と花巻先輩
「まず、信頼していない人に簡単には触らせません。」
「及川信頼されてないｗｗ」
まぁ、まだ中学のこととか言えてないし、私はまだこの人たちを信頼していないのは確かだけど。
なんでこの人たちは私のことをそんなに気にするのだろうか、
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みく - 赤葦落ちが良いです (2021年7月29日 18時) (
レス) id: ff0a64030b (このIDを非表示/違反報告)
よくいる乙ゲーマー(プロフ) - さうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。やっぱり、業君ですよね！ (2021年1月8日 16時) (レス) id: 07008c83f6 (このIDを非表示/違反報告)
さう(プロフ) - めっちゃお話面白くて続きがたのしみです！落ちは業がいいです！ハイキューメンバーをモヤモヤさせて欲しい！！ (2021年1月7日 1時) (レス) id: c9dfe6b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
よくいる乙ゲーマー(プロフ) - ママンさん» 主人公の概要は少しずつ明かしていこうと考えています。軽い設定はわかっていたほうが感情移入しやすいから始めに書くか悩みましたが、読者の方に色々考察して楽しんでほしくて説明はしていません。 (2020年12月31日 23時) (レス) id: 07008c83f6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼華 - ろんどさん» それなぁぁぁぁ！！！ (2020年12月28日 8時) (レス) id: 7d91fbb021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よくいる乙ゲーマー | 作成日時：2018年9月2日 19時
