俺たちのマネージャーは謎が多い【ハイキュー×暗殺教室】

１日目 ページ1

入学式か、だるいなぁ

長々とした校長やら理事長やらの話が終わり、教室に戻った。

入学式後のHRでやることと言えば、

そう、自己紹介だ。

前の人が終わり先生に呼ばれて立つ。

「東京都から来ました、烏間Aです。趣味はお菓子作りです。よろしくお願いします」

出身校はあまり言わない方が良いだろうと思い言わないでおいたけど、東京と言う言葉に何人かの女子が反応した。

後で話しかけられるのかなぁ。

うん、やだ☆

絶対キラキラ系女子か、ギャル系だもん。

私は平凡な生活を送りたいのに！

そうだ！

ずっと本読んでれば話しかけにくいよね？

HRが終わり解散になったので、話しかけられまいと早く帰ることにした。

体育館の近くを通ると黄色い歓声が外まで聞こえていた。

有名人でもいるのかな？

体育館シューズを持ってきていなかったのでローファーのまま外からのぞいてみた。

有名人もテレビも来てないみたいだけどなぁ

「キャーー！及川せんぱーい」

一人の選手がギャラリーにいる女子に手をふった。

なんだ、選手目当てか。

つまらないなぁ〜

他の選手もよく見てみると、クラスメイトが一人いた。

確か......

「く......くに、み？...国見くんだっけ？」

「国見に用ですか？」

近くにいた人に聞こえていたようだ。

「あっ、いえ、なんでもないです。」

そう言って、私は逃げるように体育館を離れた。





家に帰る前にいったんスーパーによって、一週間分の食料やら日用品やらを買ってから家に帰った。

今日は入学式だけだったので帰りに買ってくることができたけど、これからは荷物が増えるから休日に買うようにしよう。

冷蔵庫に食べ物を入れながらそう思っていると、スマホから聞き慣れた声がした。

「Aさん！入学式はどうでしたか？」

「律！ただいま、
どうなんだろう？普通かな？
あ、でもね、東京から来ましたって言ったらギャル系の子が反応してたよ(笑)」

「珍しいんですかね、」

「多分ね、出身校がバレないようにせいぜい気を付けるよ、」

律の声を聞いていると独りじゃないという気持ちになれる。

「ところで！今日の晩御飯はなんですか！？」

「んーとねー、ハンバーグかな〜」

「やったー！Aさんのハンバーグ好きです！」

「えー、律は食べれないじゃん」

「前に教室に持ってきてくれたときにすごく美味しそうな匂いがしました！」

律と会話をしながら晩御飯は終わり、疲れからか直ぐにお風呂に入って１日が終わった

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