12 ページ50
永瀬side
俺にもたれて眠る紫耀の頬にはまだ涙の跡が残ってて、そっと拭ってやる。
岩「俺らは何も言われなかったけど、しょおだけ…」
まぁ座長やったし、期待してるからこそジャニーさんは厳しく言うたんかもな。
神「本当に落ち込んでて、そのせいで体調崩したり、急に泣き出したり過呼吸なったり」
高「知らなかった…」
あの時は俺と海人は出てなかったし、そんなん全く知らんかった。
永「それから?」
神「うん…、しばらくはその状態が続いたんだけど、ある日しょうが急に変わったの。絶対にジャニーさんに認めてもらうんだって」
岩「ほんと、体壊すんじゃないかってくらい、何かに取り憑かれたように練習してて」
岸「マジで怖かった」
ストイックが故にたまに頑張り過ぎてまうとこがあるのも昔っから変わらへん。
岩「博多座の千秋楽の日に、ジャニーさんが来たの」
永「そうなん?」
神「うん、みんなあのことがあったから本当に緊張しちゃって。でもしょうが『お客さんにもジャニーさんにも、俺らが作り上げてきたものを見せてやろうぜ!』って言ってくれて、その言葉で俺らも一つになれてさ、舞台始まって以来の大成功に終わったんだ」
高「すごい…かっこいい」
岩「うん、かっこよかった」
俺は紫耀のことはなんでも知ってる気でいたけど、これは知らんかった。
神「それで公演後にジャニーさんがきて、、最高だったよ。ユーは立派な座長だよって」
岩「しょおもその時初めて俺らに涙を見せたんだよね。ずっとしんどかったんだと思う」
岸「俺も支えてやれなかったし…」
神「博多座は、しょうにとって、ジャニーさんとの思い出の場所なんだ」
永「そうか…」
だから色んなことがフラッシュバックしてもうたんやな。
高「俺さ、、俺にとってしょおはお兄ちゃんだけど、俺もしょおを支えられるようになりたい」
岩「海人…」
高「しょおが弱った時、安心して身を委ねられるように」
永「大丈夫や。しょおはもう十分頼ってるよ」
高「そ、そうかなっ」
俺らなら大丈夫や。
ジャニーさん、見てくれとる?
俺ら頑張るから、ずっと見守っとってな。
end
ーーーーーー
『思い出』編、完結です。
みとろちっくさん、リクエストからは少し変わっちゃいましたがいかがでしたでしょうか?
突然の終わりですみません…笑
皆様のおかげでかなり順位が上がりました!
ほんとに暖かく見守ってくださる皆様にいつも感謝しています(〃ω〃)
217人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、いつもお読みいただきありがとうございます(^^)コメントもありがとうございます!もう少しお待ちくださいね!お話考えておりますので(*'ω'*) (2022年9月17日 6時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 新しいお話楽しみにしてます! (2022年9月17日 2時) (レス) @page50 id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みとろちっくさん» みとろちっくさん!早速感想いただきありがとうございます(*^◯^*)そう言っていただけてよかったです!安心しました笑!なかなか悩みながらでしたので…。是非これからも読み続けてやってくださいっ\(//∇//)\ (2022年9月16日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みとろちっく(プロフ) - 毎日毎日更新ありがとうございました!もうっすんごいいいお話で、、これからも読み続けさせてください!! (2022年9月16日 6時) (レス) @page50 id: 36f440d8fc (このIDを非表示/違反報告)
白ごはん(プロフ) - 晴はるさん» ありがとうございます!しょうれんいいですよね〜😍よろしくお願いします🙇 (2022年8月29日 15時) (レス) id: 5bd64ff53a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴はる | 作成日時:2022年8月3日 1時