5 ページ43
永瀬side
永「そうですね…」
収録中はなんとかバレない様に紫耀の背中に手を添え、さすったり支えたりしていた。
顔色も良くないし、座っていることすらしんどそうで、正直見てるこっちまでしんどくなりそうや。
ジャニーさん、見てますか?
貴方がいなくなってしまったことで、紫耀が壊れてしまいそうです。
「はぁっ…」
永「ん?」
なんの声や?
これって、、隣から?
平「いっ、いやっ…」
永「しょお?」
トーク中は前にしか意識を向けていなかったから、ようやく紫耀の様子がおかしいことに気がついた。
平「いやっ……はぁっ、はっ、、ジャニ…さっ…」
岸「…え、しょうどした?」
みんなも気がついたみたい。
平「はぁっ、、……ジャニーさっ、、ごめんなさい…」
岩「ジャニーさん?」
神「すみません、カメラ止められますか?」
これは只事じゃないと察知したじんが咄嗟に収録を止めてくれた。
永「しょお、しんどくなった?」
平「ごめなさっ、、ごめっ、、」
永「なにがごめん?なんでジャニーさんに謝ってるん?」
問いただしてみるものの、本人には全く届いてないようで、肩を大きく揺らしながら両耳を押さえて「ごめんなさい」と繰り返していた。
平「いやっ、、、やめてぇっ…」
高「しょおっ…」
司「とりあえず楽屋連れて行ってあげな!」
岸「はいっ!すんません!」
皆さんに頭を下げながら優太が紫耀を担いで全員で楽屋まで走る。
その間も紫耀は苦しそうに息を漏らしていた。
岩「しょお、大丈夫。もう俺らしかいないからね」
平「はぁっ、はぁ、はぁっ…」
神「ちょっと過呼吸みたいになってるな…」
岩「しょおー、こっち見れる?一緒に深呼吸するよ?スー…ハー…」
平「ハッ…ハッ…スー…」
岩「うん、上手」
とにかく今は過呼吸を治まる様にすることが先決。
理由聞くのはその後や。
高「…あと少し」
平「スゥー…ハァー…」
岸「治ったな…」
10分ほどしてようやく治ったみたい。
くてっと隣のじんにもたれかかった。
永「ええよ、横なり?」
しんどそうやし、少し休ませたほうがええかもな。
顔色も悪なってる。
永「…寝たか」
岩「過呼吸って体力使うからね…」
気づけば眠ってしまっていた紫耀にそっと上着をかけ、俺らはできることをやろう。
優太とじんはスタッフさんのとこに。
俺、海人、玄樹はマネさんに電話したり紫耀のそばについていた。
217人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、いつもお読みいただきありがとうございます(^^)コメントもありがとうございます!もう少しお待ちくださいね!お話考えておりますので(*'ω'*) (2022年9月17日 6時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 新しいお話楽しみにしてます! (2022年9月17日 2時) (レス) @page50 id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みとろちっくさん» みとろちっくさん!早速感想いただきありがとうございます(*^◯^*)そう言っていただけてよかったです!安心しました笑!なかなか悩みながらでしたので…。是非これからも読み続けてやってくださいっ\(//∇//)\ (2022年9月16日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みとろちっく(プロフ) - 毎日毎日更新ありがとうございました!もうっすんごいいいお話で、、これからも読み続けさせてください!! (2022年9月16日 6時) (レス) @page50 id: 36f440d8fc (このIDを非表示/違反報告)
白ごはん(プロフ) - 晴はるさん» ありがとうございます!しょうれんいいですよね〜😍よろしくお願いします🙇 (2022年8月29日 15時) (レス) id: 5bd64ff53a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴はる | 作成日時:2022年8月3日 1時