俺らが紫耀を守るから41

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平野side

平「…っ」



ここ、、


目を開けるとなぜか俺はベッドに横になっていて、

ここって、、俺の部屋だ…




平「…」

岸「あっ、しょう起きた？」



岸くん…



神「頭痛はどう？今もする？」



じんもいる…



高「病院行って点滴したから今は少し楽になってると思うよ」



海人もいたのか…



点滴？


点滴ってなに？



平「…俺、、」

神「あっ、もしかして覚えてない？しょう、頭痛がひどくて倒れたんだよ」

平「…倒れた…」



そういえば、、スタジオで収録してて…

頭痛がひどくなって、


そこから記憶がない。



平「…収録って…」

高「…あっ、えっと、、」

平「…もしかして、、中止…」

岸「…でっ、でもしょうは責めなくていいからな！頭痛の中でよく頑張ったよ！」

神「俺ら全然気づいてやれなくて、、ほんとごめんな」

高「俺もごめんね。でもっ、しょおは頑張ったんだもんね！」

岸「おう！」



中止…


収録は中止って、


それって、、俺のせいじゃん、完全に。



高「だからさ、、しょお？」

平「…やめろよ、、そういうの…」

高「え？」



みんなのその気遣いが、、今は自分が情けなくて堪らなくなるんだ。



平「俺のせいだって言えばいいだろ……」

神「しょう、そんなことないから」

平「俺のせいじゃんっ、、ひとりさんやザキヤマさんにも迷惑かけたんだろ？俺が倒れたからじゃんっ！そう言えよ！」

岸「しょう…」



なんでこんなにイライラするんだろ。



ガチャ

岩「どうしたの？下まで声聞こえてたけど…」

永「…しょお、、起きたんや」



廉と玄樹も部屋に入ってきた。



平「俺のせいで収録中止になったんだよな」

岩「違うよそれは！しょおは頑張っ……平『そういうのいいからっ！！』…ぇ…」

永「しょお？」

平「その腫れ物に触るみたいな目やめろよ！！責めたらいいだろ！！」

神「しょうどうしたんだよっ、お前らしくないぞ！」

平「俺らしいってなんだよ！！」



もう何もかもがわからなくなっていた。

こんな自分が嫌いだ。


体が弱いせいですぐに体調を崩して迷惑をかけて、、全て自分のせいなのに…みんなに当たってしまう自分も大っ嫌いだ。



平「もっと責めたらいいだろ！！俺っ、、じんの手を振り払ったしっ…れんには最低な態度とってたじゃん！！挙句の果てに勝手に倒れて収録中止っ、、責めろよ！怒れよ！もっと、、もっと…！」

高「しょお…」



悔し涙が溢れ、ポタポタと床に落ちた。

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