俺らが紫耀を守るから41

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岩橋side

神「…」

岩「あっ！しょおいた？」

岸「…ああ、、まぁ」



楽屋に戻ってきた２人の様子が明らかにおかしい。


暗いっていうより、なんとも言えない雰囲気を纏ってて。



永「なにが、あったん…」

岸「………いや、、しょう、変なんだ…」

高「変？」



岸くんたちから聞いた話は衝撃的だった。

あの優しい紫耀が神宮寺の腕を振り払った？


そんなことあるわけ…



神「…ごめん…」

岩「ううん、神宮寺は何も悪くないじゃん。きっと、、何か訳があるんだよ」

永「俺もそう思う……理由もなくそんなことする奴ちゃうと思うし…。それで、しょおは？」

岸「わかんない…そのまま歩いていっちゃって…」



またいなくなっちゃったのか。

どこいったんだろ。



神「でも、、あいつ……俺の腕を振り払った時、、傷ついたような顔をしてたんだ。ごめんって、、言いたげな表情してて…」

岩「…そうなんだ…」



何があったの？

紫耀、いまどこにいるの？

何を考えてる？



そのあとみんなで再び探したが、見つからないまま収録再開の時間になった。






ス「あれ、、平野さん…」

永「あっ、、すんませ…あっ」



再開する間際、静かにスタジオに戻ってきた紫耀。

あれだけ探しても見つからなかったのに。



岸「…あの、しょう…」

平「…」

岸「…ぁ…」



完全に岸くんのことも無視。

だんだん俺らも心配するのと同時にイライラが募ってきて。


でも収録に持ち込んだらダメだ。
今は忘れないと。




劇「じゃあ平野くん！」

平「はい、平野です！」

劇「いやそう言ったよ笑」

山「なんですか？やまびこですか？笑」



収録が再開するといつも通り。

チラッと神宮寺を見てみると、なんとも言えない表情をしていた。



劇「じゃあペアになって考えてみましょうか。平野永瀬、神宮寺岸、高橋岩橋ね」

６「「はい！」」



ペアに分かれて話し合うんだけど、こっそりしょうれんの方に耳を傾けてみた。

廉が話しかけてるみたいだけど、紫耀は黙ってる。



永「しょお、、これとかさ…」

平「…」

永「なぁ、どう思う？」

平「…」

永「…っ、お前さ！なんなんほんま！」

高「れんっ？」



廉は怒りが頂点に達したのか、突然大声を出したことでスタジオが騒然となり、ひとりさんやザキヤマさんも目を見開いて固まってた。



平「は？」

永「なんか怒ってるわけ？態度どうにかせぇよ！」

平「…うるさい」



紫耀、いったいどうしちゃったの？

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