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永瀬side
永「しょお、ごめんな…」
眠っている紫耀の手に触れると熱のせいか熱くて、思わず強く握った。
今謝っても寝てるから届くわけないのに、なんか言わずにはいられなくて。
高「朝から体調悪かったのかな…」
岸「どうだろうな…」
神「でも反応鈍かったもん、しょう。きっとしんどかったんだよ」
誰か一人でも気が付いて声をかけてやっていたら、何か変わっていたのかもしれない。
いつも一人で我慢すんなとか偉そうなこと言ってんのに、ほんま俺最低やん。
岩「れん、大丈夫?」
永「え?」
岩「思いつめなくていいんだから。それに悪いのはれんだけじゃない。俺らもだよ」
永「…うん、ありがとう」
玄樹のおかげで少し心がかるなったわ。
・
平「ん、、、」
永「あっ、しょお?わかる?」
しばらく様子を見ていると、ふるると瞼が震えてゆっくりと目が開いた。
永「しょお、何があったか覚えてる?」
キョロキョロと視線を漂わせ、どこか不安げな表情かと思ったら、途端に顔を歪めて泣き始めた。
永「えっ」
高「しょお…?どうしたの…?」
平「ふっ…うっ…」
岩「しんどい?」
平「うっぅぅ…」
神「しんどいんだよな。ごめんな、俺ら…平『いやっ…』え?」
いやって…言った?
岸「しょ、しょう?」
平「…いっ、いやぁっ……ありおか、くっ……ありおかくんがいいっ…」
永「…えっ、、、しょお…?」
平「いやっ…!さわ、な…で…」
泣きながら有岡君がいいって。
俺が触れようとしたら触らないでって。
何が起きてるん?
触らないでなんて、、初めて言われた。
神「しょう、俺らだよ?」
岩「みんなでおうちに帰ろう?」
平「いやぁぁ…っ、、ふえっ…有岡くんっ…!」
いま有岡君たちは収録のことでスタッフさんと話してくださってるからここにはいない。
でもこの感じ、、多分紫耀はまた俺らが触れようとしたら嫌がるやろうし…
高「どうしよう…」
ガチャ
有「平野くん起きたんだ」
永「あっ、有岡くん…」
平「ひっく、、有岡くんっ…」
有「えっ?何があったの?」
戻ってきた有岡君は、泣きながら手を伸ばしている紫耀に困惑しながらもそっと抱きしめ返してあげてる。
玉さんや宮田君も驚いたように固まってた。
平「有岡く、、いか…ないで…」
有「うん、大丈夫だよ。ここにいるからね」
正直、目の前の状況が理解できひんくてどうしたらいいのかわからんかった。
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、いつもお読みいただきありがとうございます(^^)コメントもありがとうございます!もう少しお待ちくださいね!お話考えておりますので(*'ω'*) (2022年9月17日 6時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 新しいお話楽しみにしてます! (2022年9月17日 2時) (レス) @page50 id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みとろちっくさん» みとろちっくさん!早速感想いただきありがとうございます(*^◯^*)そう言っていただけてよかったです!安心しました笑!なかなか悩みながらでしたので…。是非これからも読み続けてやってくださいっ\(//∇//)\ (2022年9月16日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みとろちっく(プロフ) - 毎日毎日更新ありがとうございました!もうっすんごいいいお話で、、これからも読み続けさせてください!! (2022年9月16日 6時) (レス) @page50 id: 36f440d8fc (このIDを非表示/違反報告)
白ごはん(プロフ) - 晴はるさん» ありがとうございます!しょうれんいいですよね〜😍よろしくお願いします🙇 (2022年8月29日 15時) (レス) id: 5bd64ff53a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2022年8月3日 1時