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平野side
平「れん…なんで…」
永「なんでちゃうわ…。しょお、何一人で抱えてるんよ」
なんで、廉が…
平「あのっ、、俺っ…」
永「しょお、俺の目見て」
平「…え?」
永「しょお、話して」
平「れん……おれっ…」
気がついたら全てを話してしまっていた。
廉の顔を見たら安心する。
廉の手が触れると、心がホッとして。
なんでだろう。
昔から一緒にいるからなのかな。
永「そっか、、ごめんな。気付いてやれんくて」
平「…ひっく、、ううん…俺も…黙ってて……」
永「不安なんはみんな一緒やで。俺もそうやし、海人だって。な?」
高「うん」
永「しょおで全然ダメなんやったら俺なんかもっと怒られてまうわ。しょおならできる。それに、一人ちゃうやろ?」
平「…ぁっ」
忘れていた。
俺は、一人じゃないんだ。
一人で闘ってた。
一人でやってるつもりになってた。
高「しょお」
平「海人…」
高「俺らずっと一緒にやってきたじゃん」
平「…うんっ」
一人よりも、3人なら俺らは強くなる。
もちろん、6人集まったらもっと強くなる。
永「頑張ろ」
平「…うん、、ごめんね」
高「いいの」
永「…それよりさ、ちょっとええ?」
平「…え?」
そういうと、廉の手がにょっと前に現れた。
永「やっぱりか……しょお、お前熱出てんで」
平「…ねつ?」
高「えっうそっ!」
全然気が付かなかった。
でも確かに、、さっきから少し目の前がふらふらするなとは思ってた。
永「たく…なんで言わんの」
平「だって…気が付かなかったもん」
永「いや、気づくやろ。結構高いで」
高「まあまあ。とにかく、しょおは今日の稽古やめとこ?スタジオの隅で少し横になってよう」
平「俺もやるっ!」
永「あかん。今日は見学」
平「でもっ!」
永「しょお、焦ったって良い結果は生まれへんで。今日は休もう」
平「……わかった」
そうだよね、焦っていいことなんかない。
永「ちゃんと寝とく!」
平「はぁーい」
永「ってなに着替えようとしてんねん!寝る!」
平「ちぇっ」
高「しょお、言うこと聞いた方がいいよ笑」
不安なんかすっかりなくなって心が軽くなっていた。
稽古の様子を見ながら、眠りの世界へと引き込まれていった。
end
ーーーーーー
『プレッシャー』編、完結です。
ゆらさん、いかがでしたか?
変な終わり方でごめんなさい。
ありがとうございました!是非評価もお願いします!
移行までお待ちを。
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晴はる(プロフ) - みらいさん» よくわかりました!承知いたしましたありがとうございます(*^o^*)お話考えてみますね! (2021年12月12日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - はい!そんな感じに合ってます (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 晴はるさん、ダメですか? (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みらいさん» みらいさん、いつもリクエストありがとうございます!確認なんですが、紫耀くんが紫耀くんのファンに誘拐されて暴行を受け、廉さんが心配して助けに行く、さらに紫耀くんを助けた廉さんも暴行を受け、病院に搬送されて海人さんが泣く…ってことであってますかね? (2021年12月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 紫耀くんは助けてましたが廉くんも含め誘拐し暴力してしまいますそして朝になってしまい心配する海人くん···マネージャーさんに電話をして病院に向かいいますそれで、2人がベッドに意識を失い、海人が泣いてしまうっていうものを見たいです! (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2021年10月27日 0時