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高橋side
高「ねぇ、いた？！」
永「いや、おらん」
２人で色々と探してみたけど見つからない。
永「もうほっとこうや。あんな勝手なやつ」
高「ダメだよ！しょおはあんな風に人に当たるなんてこと絶対にしないでしょ。きっと何かあるんだよ」
永「なにかって？」
高「それは…」
わからない。
紫耀が何に悩んでいるかなんて。
でも放っておいたらいけない気がするんだ。
永「俺は自分の練習に戻る。探したいんやったら海人一人でさがして」
高「ちょっ、れん！」
稽古場の方に戻っていってしまった。
高「…れん……しょお…」
２人がこうなるの俺嫌い。
仲良くしてなくていい、いいけど、心の中ではちゃんと理解してて通じ合ってる２人が好きなんだもん。
高「もう少し探そ」
そのあともしばらく一人で探し回った。
それでも見つからなくて、とぼとぼと稽古場に戻るとダンスの練習をしていた廉が振り返った。
永「いたん？」
高「…(フルフル)」
永「…そ」
本当は廉も心配してるんだと思う。
高「俺もう少しさが……しょおっ！」
永「え？」
その時入り口から入ってきたのは紛れもない紫耀。
目が赤くなっていて、髪が少し濡れている。
永「お前どこ行っててん！」
平「…」
永「海人ずっと探し回ってたんやぞ！」
平「…ごめん」
高「ううん、それはいいんだけど、、顔、洗ったの？」
平「…うん」
深くは聞かなかったけど、泣いたんだね。
前髪が濡れてるのは、涙でぐちゃぐちゃになった顔を洗ってリセットしようとしたからでしょ。
一人でずっと泣いてたの？
永「もう終わってまうやん。ほとんど稽古できんかったわ」
平「…」
高「まだ初日だし明日もあるんだから、ね！今日は帰ろ」
帰りの車の中は静まり返ってきまずかった。
廉も紫耀もお互いを一切見ようとしないし、口も聞かない。
嫌だな、こんなの。
神「おかえり、、どうしたの？」
高「うん…」
永「腹減ったわー」
岸「飯できてんぞー！」
高「しょおも食べよ」
平「俺風呂入ってもう休むね。おやすみ…」
高「そっか…おやすみ…」
いつもは堂々としている背中がとても小さく見えた。
岩「しょお、かなり疲れてるみたいだけど」
高「…」
俺らには言ってくれないんだね。
悩んでる理由。
そんなに頼りにならないかな。
岩「えっ、、海人どうしたの？！」
高「…うっうぅ…」
頼りない自分に悔しくなって思わず泣いてしまった。
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晴はる(プロフ) - みらいさん» よくわかりました！承知いたしましたありがとうございます(*^o^*)お話考えてみますね！ (2021年12月12日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - はい！そんな感じに合ってます (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 晴はるさん、ダメですか? (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みらいさん» みらいさん、いつもリクエストありがとうございます！確認なんですが、紫耀くんが紫耀くんのファンに誘拐されて暴行を受け、廉さんが心配して助けに行く、さらに紫耀くんを助けた廉さんも暴行を受け、病院に搬送されて海人さんが泣く…ってことであってますかね？ (2021年12月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 紫耀くんは助けてましたが廉くんも含め誘拐し暴力してしまいますそして朝になってしまい心配する海人くん···マネージャーさんに電話をして病院に向かいいますそれで、２人がベッドに意識を失い、海人が泣いてしまうっていうものを見たいです！ (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年10月27日 0時
