6 ページ47
相葉side
相「えっ俺抱かれんの?!」
松「バカ。んなわけねーだろ」
そこまで何度も来たこと無い、異世界のような松潤の家で、突然寝室に案内されるから正直焦った。
松潤って俺のことそんな風に…?とか考えてしまった。
松「入って」
相「うん」
中に入ると、薄暗い寝室のベッドがなぜか盛り上がっている。
誰かいるのかな?
それよりなんで寝てるの?
色々な疑問が頭の中を飛び交いつつ、ゆっくり近付いてみると、見覚えのあるお顔。
相「これって…平野紫耀くんだよね?」
松「そう」
サラサラの髪、長いまつ毛、綺麗に通った鼻筋。
うん、これは平野紫耀くんだ。
相「えっと、、どういうこと?」
松「実はさ…」
松潤から訳を聞くと、正直顔を歪めずにはいられなかった。
いつもニコニコ笑っているイメージだったけど、そんな辛いことを抱えていたなんて。
それに平野くんって名古屋出身だよね?
家族も近くにいないしなかなか相談できる人が居なかったんだろうな。
松「俺これから仕事なんだよ。でも一人にするの不安でさ。相葉くんが良かったらなんだけど、見ててもらえないかな」
相「確かに不安だよね。うんいいよ、俺ついてる」
松「助かる。ありがと」
そんなことならお安い御用!
先輩として一肌脱ぐしかないでしょ!
松「これ冷えピタと薬。朝に飲ませてるから昼過ぎくらいにまた飲ませて。あとキッチンにお粥作ってあるから」
相「さすが笑 もう俺やることないじゃん笑」
なんだかんだで面倒見のいい松潤。
全て整えた状態で「じゃあ頼むな」と心配そうに出かけて行った。
相「どうしようかなー。それよりなんだろ」
出かける間際、松潤が言ってきたこと。
松「あのー…紫耀さ、、いや…まあ…驚くなよ」
相「えっ?」
驚くなよって、何が?
それからはぐっすり眠っている紫耀くんの様子を見つつ、キッチンでコーヒーを頂いたりしてのんびりしていた。
松潤ちすごいコーヒーの豆とか紅茶とか豊富なの。
だから全然あきない。
相「ふー…」
「ゲホッ…ゴホゴホッ」
相「えっ?せき込んでる?」
寝室からせき込んでる声がする!
相「紫耀くん!!」
平「うっ、ゲホゲホッ!」
相「大丈夫大丈夫。一回身体起こそうか」
横向きで苦しそうだから、とりあえず体を起こして俺の胸にもたれさせた。
平「はあはあっ、、ゴホゴホッ」
相「すぐおさまるからねー」
身体熱いから相当熱が高いんだと思う。
213人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張っていくので、お時間あるときに読んでやってくださいね(*^o^*) (2022年9月3日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - 子供たちもでかいので。自分達でご飯作ったり、バイトしたりしてます。だからお話も何回も見れちゃう時間があるんです。晴はるさんの小説毎回楽しみ( =^ω^) (2022年9月3日 23時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» 4人はすごい!!大変ですね!運動会は思いつかなかったです( ´ ▽ ` )秋だしそれもいいかもですねっ!ご提案ありがとうございます(*≧∀≦*) (2022年9月3日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - 4人の子のマミーです。もし新たにちびっ子しょおくん書いていただけるなら運動会バージョンよんでみたい。 (2022年9月3日 22時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» メイメイさんコメントありがとうございます(*^▽^*)メイメイさんはお母さまなんですね!ちびっこたちの話は思いつきで毎回書いてるんですけど癒されていただけてよかったです(*^^*)またお話余ったりしたら書いてみようと思います! (2022年9月3日 17時) (レス) @page11 id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴はる | 作成日時:2021年9月15日 21時