6 ページ17
岸side
ブーブーブー…
岸「れーん!スマホなってんぞー」
永「えっ、なにー?」
朝から仕事だった廉とついさっき合流し、今は楽屋で待ってるとこ。
テーブルに置いてある廉のスマホが激しくバイブしている。
岸「電話ー!」
永「だれぇー?」
岸「えっと、、、大西流星!」
永「は?流星?」
洗面所で髪を整えている廉は、呼んでも全然来ない。
いい加減電話切れるよ?
早くきて?
永「優太出て!」
岸「…はい?」
そしてまさかの「出て」
はぁ…たくー…
岸「もしもし岸っす」
大(…え?あれ、、あの…これ廉くんのスマホじゃ…)
岸「えっ、あっ、間違えた」
自分のスマホのノリで出ちゃったわ。
岸「今れん手が離せなくて。どうしたの?」
大(あっ、それがちょっと大変でっ…)
何か焦っているような声色。
途端に嫌な予感がした。
岸「…もしかして…うちのメンバー関係してる?」
大(えっ!!なんでわかったんですかっ?!そうなんです、紫耀くんが貧血でやばくて…)
岸「しょうかぁ…。今はどんな状態?…うん、うん、、ちょっと待って。れーん!」
流星くんが言うには、紫耀が楽屋で倒れていて、貧血がひどく仕事は難しいから帰宅することになったと。でも一人では恐らく帰れない…とのこと。
岸「れんっ!しょおが大変らしい!」
永「はっ?しょおがっ?」
髪がなかなか決まらないのか、未だボサボサヘアーのままの廉が勢いよく振り向いた。
岸「貧血起こしてるって。今日はもう帰ることになったんだけど一人じゃ無理そうだからって電話してきたらしい」
永「まじか…でも俺らもこれから仕事…」
岸「だよなぁ…」
最近みんな忙しくさせていただいていて、今日も誰一人オフの人がいない。
海人とじんは地方だし、玄樹も仕事だよな。
永「俺ら今日昼で一段落するよな」
岸「あっ、うん、そうだね」
永「その合間に迎えに行くわ」
岸「まじ?じゃあそうするか」
永「スマホ貸して」
岸「あっはい」
廉はスピーカーにしてスマホを置いた。
永「流星ごめん、頼みがある」
大(廉くんっ!)
永「しょおのこと見ててくれてありがとうな」
大(ううん、俺らじゃなくて、有岡くんが気がついて俺らを連れてきてくれたの。知念くんもいるよ)
永「えっまじで?!有岡くん、知念くん、ほんまご迷惑かけて…」
有(全然大丈夫だよ)
知(そうそう、気にしないで)
有岡くん達もいるなんて、一体向こうはどうなってるんだ。
213人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張っていくので、お時間あるときに読んでやってくださいね(*^o^*) (2022年9月3日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - 子供たちもでかいので。自分達でご飯作ったり、バイトしたりしてます。だからお話も何回も見れちゃう時間があるんです。晴はるさんの小説毎回楽しみ( =^ω^) (2022年9月3日 23時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» 4人はすごい!!大変ですね!運動会は思いつかなかったです( ´ ▽ ` )秋だしそれもいいかもですねっ!ご提案ありがとうございます(*≧∀≦*) (2022年9月3日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - 4人の子のマミーです。もし新たにちびっ子しょおくん書いていただけるなら運動会バージョンよんでみたい。 (2022年9月3日 22時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» メイメイさんコメントありがとうございます(*^▽^*)メイメイさんはお母さまなんですね!ちびっこたちの話は思いつきで毎回書いてるんですけど癒されていただけてよかったです(*^^*)またお話余ったりしたら書いてみようと思います! (2022年9月3日 17時) (レス) @page11 id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴はる | 作成日時:2021年9月15日 21時