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岸side
岸「しょうはカレーどう？」
平「…ん？あっ、うん、、おいしい…」
みんな喜んでくれてよかった。
頑張って作った甲斐があったってもんだ。
平「…ごほっ、、ごほごほ…」
神「しょう、大丈夫？」
平「…だいじょ、、、んっ、ゴホゴホゴホッ！！」
高「えっ！しょおっ？！」
岩「ちょっとっ！しょおっ、落ち着いて！」
紫耀が突然口を押えてむせ始め、俺らは慌てて駆けよった。
玄樹と廉が背中をさする。
平「げほっ…ゲホゲホっ…、くるしっ、、、」
器官に入ってしまったのか真っ赤な顔でめちゃくちゃ苦しそう…
どうしようっ…
神「れん、水持ってきた！」
永「さんきゅ！」
神が持ってきた水を廉が受け取って、何とか紫耀に飲ませようと試みるけど、むせている紫耀に飲ませるのは至難の業だった。
高「しょお、大丈夫だからね！」
平「げほげほげほっ、、、はあはあ…ゴホゴホっ…」
それから落ち着くまで背中をさすり続け、１０分経ってようやく落ち着いた。
永「しょお、ゆっくりな」
平「(ゴクゴク)…はあ、、ごめっ…けほっ…」
咳で体力を使い果たした紫耀はもうぐったり。
とりあえずソファに連れて行って横にさせた。
岩「なんでいきなりむせたんだろうね」
神「特にしょうは話したりもしてなかったし…」
確かにそうだ。
俺らは話してたけど紫耀は静かだった。
なんでいきなり…
平「…岸くん」
岸「…え？」
平「…ごめんね。せっかくカレー作ってくれたのに。…。すごい美味しかったよ」
岸「しょう…」
さっきまで自分がしんどい目にあってたくせに、きっとまだしんどいだろうに、人への感謝の気持ちは忘れない。
それが紫耀なんだよな。
そういうところ、ほんとに尊敬するよ。
永「今日はもう休め。明日も朝から仕事やろ？」
平「うん、ごめん…そうする」
紫耀は「おやすみ」って小さく言うと、リビングを出て行った。
神「あいつ、大丈夫かな…」
高「うん…心配だよね」
俺の目の前には、一口くらいしか食べられていないカレー。
紫耀、ほとんど食べてない。
昔から紫耀は体調を崩すとご飯を食べなくなっちゃうから。
このまま悪い方にいかなきゃいいけど。
永「今週末にでも病院連れて行く」
岩「れん…。うん、そうだね。俺も賛成」
神「なんか嫌な予感もするし、それがいいね」
みんな同意して強くうなずいた。
でももうその判断が遅かったなんて、この時の俺らは知らない。
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晴はる(プロフ) - メイメイさん» ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるよう頑張っていくので、お時間あるときに読んでやってくださいね(*^o^*) (2022年9月3日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - 子供たちもでかいので。自分達でご飯作ったり、バイトしたりしてます。だからお話も何回も見れちゃう時間があるんです。晴はるさんの小説毎回楽しみ( =＾ω＾) (2022年9月3日 23時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» ４人はすごい！！大変ですね！運動会は思いつかなかったです( ´ ▽ ` )秋だしそれもいいかもですねっ！ご提案ありがとうございます(*≧∀≦*) (2022年9月3日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - ４人の子のマミーです。もし新たにちびっ子しょおくん書いていただけるなら運動会バージョンよんでみたい。 (2022年9月3日 22時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» メイメイさんコメントありがとうございます(*^▽^*)メイメイさんはお母さまなんですね！ちびっこたちの話は思いつきで毎回書いてるんですけど癒されていただけてよかったです(*^^*)またお話余ったりしたら書いてみようと思います！ (2022年9月3日 17時) (レス) @page11 id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年9月15日 21時
