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平野side
平「んっ…」
夜中、寝苦しさで目が覚めた。
平「げほっ、、うぅっ…あっ！」
体を起こし、ベッドから降りようとしたところで下に落ちた。
平「けほけほ、、はぁ…んん…」
床を這うようにトイレに向かう。
なんか、気持ち悪い…
平「はぁはぁ……もうすこし、、」
なんとかたどり着いたところで鍵を閉めて思いっきり吐き出した。
平「はぁはぁっ、、げほげほっ、、」
しんどい、苦しい。
もう出すものなんかないのに、ただ一人でえずいた。
平「…おぇっ、、はぁはぁ……うっ…」(ガタッ)
ドアにもたれかかり天井を見上げる。
ただ真っ白な天井があるだけ。
平「…ふっ、、なんで、、涙って勝手に出るんだろ…」
今は悲しみなんて感じてないのに…涙が頬を伝う。
平「うっ、、ひっ、ぅぅーー…」
ぬぐってもぬぐっても涙は枯れなくて、もう目が痛い。
しばらくトイレにこもってから外に出た。
夏とはいえ、家の中は少し肌寒くて。
トイレの中で体が冷えてしまった。
一軒家って結構風通しいいよね。
俺の実家もそうだったな。
平「はぁ…はぁ……あれ、、」
目の前がぼやける…
平「あ、、れ……力が…はいんなっ…うっ…」
そのままソファに倒れた。
体熱い…
息苦しい…
なんだこれ…
平「…れん……きぃしく…」
そのまま目の前が真っ暗になった。
永「しょお、寒ないか？」
平「…ぅ…」
永「毛布足すな」
ぼやける視界の中に廉が見えた。
ここは…部屋？
ボフッ
永「俺の毛布かけたから寒ないやろ？」
あんなに寒かった体が少し暖かくなった。
平「…っ…」
永「しょお、大丈夫」
廉の手が伸びてきて、俺の頬を拭った。
俺また泣いてるのか。
永「しょお、」
平「…え？」
永「しょおは一人やないよ。俺、岸さん、海人、じん、玄樹、そしてマネさん。家族も。みんなしょおのことが大好きで、みんなそばにいる。お前のこと一人にしたりしない」
平「…れん…」
高「そうだよ、しょお」
神「一人で泣くなっていっただろ」
平「みんな…」
気がつけば、ベッドの周りにみんながいて、優しい笑顔で俺を囲んでる。
岩「しょお、俺らがいるじゃん」
岸「だよな！俺らもう家族みたいなもんだろ」
平「きしくん…玄樹……ぅっ…ふぇっ…」
永「泣いたらまた熱上がるで」
平「うぅっ……うんっ…」
もう何度目だろう。
子どもみたいに思いっきり泣いた。
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メイメイ(プロフ) - くも膜下出血よみました。４ページと５ページの間に病名がでてきてないので、お話をちょっと追加か変更で読んでみたいのですが。このお話だけあれ？って思っちゃって。好きなのでお話なのでよろしくお願いします。無理いってすいません。 (2022年9月3日 2時) (
レス) @page11 id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 探偵 コーヒー珈琲（珈琲百円）さん» う、嬉しい…(//∇//)ありがとうございます！！これからももっと頑張りますので読んでやってください♪ (2021年9月20日 17時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲（珈琲百円）(プロフ) - 晴はるさん» あ、お気に入り（作者さん&作品）にさせていただきます！続編も見ます！ (2021年9月20日 17時) (レス) id: c0c5816906 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 探偵 コーヒー珈琲（珈琲百円）さん» 初コメありがとうございます！！そんなに喜んでいただけるなんてめちゃめちゃ嬉しいです(*≧∀≦*) (2021年9月20日 17時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲（珈琲百円）(プロフ) - 私の推しの嵐・松潤も出てる〜！松潤と平野くんのお話さいっこうです！ (2021年9月20日 17時) (レス) id: c0c5816906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年7月31日 11時
