祝・３周年 3 ページ43
紫耀ちゃんside
平「んっしょ…」
廉たちに会いたくて、みんなのとこに行きたくて家を飛び出してきた。
こっちかな。
向こうかな。
平「…えっと」
男「ん？僕、一人でどうしたの？」
平「えっ！」
途中知らない人に何度も声をかけられて、そのたびに怖くて逃げた。
廉っ、きちくん…怖いよ。
平「はぁはぁっ…」
ここどこ。
無我夢中で走ってきて、あたりを見回したら知らない場所。
見たことない。
知ってる公園も、知ってるお店も、知ってる家も何もない。
平「れぇん……」
心細くて涙が溢れそうだった。
女「あれ？ねぇねぇ小さな男の子がいるよ」
女「ほんとだー！」
平「えっと、、えっとぼく……うわぁっ」
全速力でダッシュ。
玄樹っ、じんっ…海人っ！
平「うっぅぅ…ふぇっ…」
誰もいない道で座り込んだ。
助けてみんな。
家なんか飛び出してこなければよかった。
大人しくみんなの帰りを待ってればよかった。
平「ふぇぇぇん…」
ついに我慢していた雫が頬をつたって地面に落ちた。
永瀬side
永「マネさん！しょおは？！」
マ「みんなおつかれっ！それがまだっ…」
岸「あいつっ、どこ行ったんだよっ…！」
紫耀を探し回っていたマネさんと合流。
収録中も心配でたまらんかった。
神「俺と玄樹と海人は向こうを探そう！れんたちはあっちをよろしく！」
永「わかった！」
岸「見つけたら連絡な！」
それぞれ分かれて紫耀を探すことに。
どこやっ、紫耀が行くとしたら…
家を出てどっちに行ったのかを推理してみる。
永「あっちや！」
岸「えっ、れん？！」
なんとなくあっちな気がする。
だんどんと日が落ちてきて気温も下がり始めてる。
早よ見つけなやばい。
紫耀ちゃんside
平「うっぅぅー…れぇんっ、れぇーーんっ…」
怖くて心細くて悲しくて、涙がボロボロ流れてきて日も落ちてきて。
平「ひっく、、ひっく……ッ！」
今微かに…
「しょおーーー！！」
「しょうどこだーー！！」
平「あのこえ…れんときちくん！」
声のする方にひたすら走った。
平「はぁっ、はぁっ…れん！きちくん！」
永「しょお！！」
岸「しょうっ！！」
平「うわぁぁぁぁーーーん！！」
思いっきり抱きついた。
永「よかった…よかったほんまに」
岸「無事でよかった！」
平「ごめんなさっ…」
永「うん、もうええ。もうええからな」
廉の胸の中はものすごく安心できた。
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ys29(プロフ) - はい！これからも応援しています！！ (2021年6月11日 8時) (
レス) id: 83a4dbe76e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ys29さん» ys29さん、いつもお読みいただきありがとうございます(*^^*)最高なんてもったいなきお言葉っ…！！これからも頑張っていくのでよろしくお願いします(≧∀≦) (2021年6月11日 5時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ys29(プロフ) - 31章も最高でした!!毎日見るの楽しみにしてます(^-^) (2021年6月10日 23時) (レス) id: a18aba5963 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ぬれおかきさん» ぬれおかきさん、いつもお読みいただきありがとうございます！そして感想ありがとうございます(*^^*)お気に召していただけてよかった！長くなっちゃったんですけどなんとか色々入れ込めました。そして新たなリクエスト了解しました！お話考えてみますね(^O^) (2021年6月5日 1時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - そして、またリクエストをお願いしたいのですが、紫耀君がノロウイルス(食中毒)になってしまい、メンバーが交互に看病をするお話しが見てみたいです。しょうれん要素を少し入れてもらえると嬉しいです！お願いします。 (2021年6月5日 0時) (レス) id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年4月25日 22時
