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神宮寺side
岸くんから連絡があった。
神「そろそろ病院いこっか」
高「うんいこいこ！しょおに早く会いたいな！」
海人との仕事が終わり、病院に向かおうと帰り支度をしていた。
Pull…Pull…
高「じんー！スマホなってるよー！」
神「えっ？あーさんきゅ」
スマホを手に取ると、液晶には「岸くん」。
神「もしもし？ごめん今から向かうから……えっ！しょうが？！」
高「しょおがどうかしたの？！」
神「わかった！急いで行く！」
紫耀がパニックになって暴れてるって連絡を受け、慌てて病院までやってきた。
神「なに？どういうことなの？」
岩「俺もついた時にはもう岸くん達が外にいて、中からしょおの唸り声みたいなのが聞こえてきててさ」
高「唸り声？」
永「詳しく…話すわ…」
廉は静かに口を開いて話し始めた。
永「途中でしょおが眠ってしまって、俺らはそろそろ帰ろうとした時やった」
永瀬side
永「帰ろうか」
岸「だな」
椅子から腰を上げ、優太と外に出ようとしたら後ろから声がした。
永「ん？なに？」
岸「どした？…えっしょう？」
ベッドから何か聞こえる。
平「うっ、ううっ…あぁぁー…」
永「しょおどしたん！？」
岸「しょう！」
耳を押さえ苦しみだしたんや。
平「いやっ、いやっ…やめてっ！やめてぇっ！」
永「しょお大丈夫やから！俺らがおるやろ！」
岸「しょうどうしたんだよ！」
俺らで紫耀の体を押さえながら色々話しかけてみるが、全く聞こえていないよう。
だんだんとエスカレートしてきて、俺らだけじゃ押さえるのは限界やった。
枕とか布団、リモコンもそこら中に投げつけて、挙げ句の果てに壁に頭をぶつけ始めて。
もう無理やと思いナースコールを押して看護師さん達にきてもらったわけや。
永「俺らも何が起きたんかわからんくて、看護師さん達に押し出されるがまま外に…」
高「そんなことが…。なんで…しょお…」
俺と優太は放心状態で、紫耀のそばにいてやらへんかった。
看護師さんたちに任せてしまった。
その罪悪感が今更ながら俺の心を取り巻いてくる。
岩「でもれんたちは何も悪くない。俺でもパニックになると思うし」
神「そうだよ。しょうについててくれてありがとな」
違う、俺らはそばにいてやれんかった。
苦しんでる紫耀を一人にしてしまった。
ごめんな。
ごめんな紫耀。
永「一人にして、ごめん」
高「れん…」
何度も悔やんだ。
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ys29(プロフ) - はい！これからも応援しています！！ (2021年6月11日 8時) (
レス) id: 83a4dbe76e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ys29さん» ys29さん、いつもお読みいただきありがとうございます(*^^*)最高なんてもったいなきお言葉っ…！！これからも頑張っていくのでよろしくお願いします(≧∀≦) (2021年6月11日 5時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ys29(プロフ) - 31章も最高でした!!毎日見るの楽しみにしてます(^-^) (2021年6月10日 23時) (レス) id: a18aba5963 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ぬれおかきさん» ぬれおかきさん、いつもお読みいただきありがとうございます！そして感想ありがとうございます(*^^*)お気に召していただけてよかった！長くなっちゃったんですけどなんとか色々入れ込めました。そして新たなリクエスト了解しました！お話考えてみますね(^O^) (2021年6月5日 1時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - そして、またリクエストをお願いしたいのですが、紫耀君がノロウイルス(食中毒)になってしまい、メンバーが交互に看病をするお話しが見てみたいです。しょうれん要素を少し入れてもらえると嬉しいです！お願いします。 (2021年6月5日 0時) (レス) id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年4月25日 22時
