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永瀬side
永「しょお？」
突然目を閉じ耳を押さえて俯いた。
岸「どっ、どうした？」
岩「しょお？」
みんなの声も届いていない感じ。
何かに耐えるようにギュッと目を閉じたまま。
取「平野さん大丈夫ですか？」
平「…あっ…ぁぁ…」
永「しょお、どうし…」
ぐら…バタンっ
高「しょおっ！！」
神「おいっどうしたっ？！」
紫耀の座っている椅子がゆっくり傾き、大きな音を立てて横に倒れた。
平「はぁっ…いや…」
岸「どうしたんだよ！」
永「しょお、わかるか？」
平「…気持ち悪い…」
神「とりあえず起こして座らせよう！」
岸「おっおう！」
みんなで紫耀の体を起こし、椅子に座り直させた。
ただぐらぐらしてて危なっかしい。
優太と俺で体を支えてないとまた倒れてしまいそう。
取「スタッフさん呼んできます！」
平「はぁっ…うぅ…」
永「しょお、目開けれる？」
平「…れ、、ん…」
微かに瞼が開き、水分の多い瞳と目が合って安心したのも束の間。
また静かに瞼が閉じていって手がパタっと床に落ちた。
永「しょっ、しょお？」
神「しょう、わかる？しょう！」
完全に気を失ってるやんか…
紫耀に一体何が起こってるって言うんや。
そのあと駆け込んできたスタッフさんが救急車を呼んでくれて、紫耀は意識が戻らないまま救急搬送された。
マ「みんな、入っていいって」
先生に話を聞きに行っていたマネさんに呼ばれ、病室へと足を踏み入れた。
高「しょお…」
ベッドの上には、点滴に繋がれた青白い顔の紫耀が横たわっている。
ひとまず無事でよかった。
マ「倒れた時に脳震とうを起こしたんだろうって。気を失ったのもそれでだって」
岸「そうだったのか」
ベッドの周りに集まってみんなでホッと息を吐いた。
えっ、でも待って。
確か…
永「なぁ、でもさ…しょおの様子がおかしなったんって…倒れる前よな？」
神「…たしかに」
岩「その前に突然耳を押さえ出して…」
そう。
耳を押さえながら唸ってると思ったら椅子ごと倒れたんや。
マ「…」
永「マネさん、まだなんかあるんすよね？教えてください」
マ「…えっとな……まだちゃんと検査しないとらしいんだが、、突発性難聴を起こしてる可能性があるって」
高「突発性難聴？」
聞き慣れない病名に、俺らの表情に不安が募る。
それってやばい病気？
大丈夫なんそれ？
神「それって一体…」
みんな静かに耳を傾けた。
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ys29(プロフ) - はい！これからも応援しています！！ (2021年6月11日 8時) (
レス) id: 83a4dbe76e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ys29さん» ys29さん、いつもお読みいただきありがとうございます(*^^*)最高なんてもったいなきお言葉っ…！！これからも頑張っていくのでよろしくお願いします(≧∀≦) (2021年6月11日 5時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ys29(プロフ) - 31章も最高でした!!毎日見るの楽しみにしてます(^-^) (2021年6月10日 23時) (レス) id: a18aba5963 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ぬれおかきさん» ぬれおかきさん、いつもお読みいただきありがとうございます！そして感想ありがとうございます(*^^*)お気に召していただけてよかった！長くなっちゃったんですけどなんとか色々入れ込めました。そして新たなリクエスト了解しました！お話考えてみますね(^O^) (2021年6月5日 1時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - そして、またリクエストをお願いしたいのですが、紫耀君がノロウイルス(食中毒)になってしまい、メンバーが交互に看病をするお話しが見てみたいです。しょうれん要素を少し入れてもらえると嬉しいです！お願いします。 (2021年6月5日 0時) (レス) id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年4月25日 22時
