俺らが紫耀を守るから29

special day 紫耀３ ページ12

平野side

今日は一人で過ごすつもりだった。
けど、みんなもたまたまオフが重なってて。


海は本当に楽しかった。
何かしたわけじゃない。

ただみんなで寝っ転がって眺めていただけ。

だけど、すごく心が穏やかになった。

こいつらと出会えてよかった。
仲間になれてよかった。


そう思った。



オフがたまたま重なって…


でも実はそうじゃない。


昨日マネさんが困り顔で教えてくれたんだ。






マ『実はさー、２９日は平野の誕生日だろ？』

平『えっ？はい』

マ『それであいつらに頼まれたんだよ。２９日の仕事ずらしてくれーって。もう大変でさ…。でもどうしても６人で過ごしたいからって』

平『…そうだったんだ』





みんな、俺のためにオフにしてくれたんだ。

俺と過ごすために。

それを聞いた時、心の中がじわりと暖かくなった。

俺は本当に幸せ者だ。



平「世界！目指そーな！」

岸「あったりめぇだろ！」

高「取っちゃおうよてっぺん！」

神「だな笑」

永「任せろやし」

岩「この６人ならきっとできるよね」



改めて目標を再確認しあえた。









永「飯頼むわ優太」

岸「まかせろ！」



パーティー料理をたくさん作ってくれて、ケーキも海人と玄樹が作ってくれたらしい。


いつの間にこんな…



平「ありがと…」

高「どーいたしまして！」

永「早よ食べよーや」

岸「じゃあいいですかー？えー、平野紫耀くん、２４歳のお誕生日おめでとーー！かんぱーーい！」

５「「かんぱーーい！！」



盛大に盛り上がって、ケーキも料理も最高。



神「しょう、俺らからプレゼント」

平「えっ、マジで？」



ガサゴソ



平「うわぁー」



Princeたちからは、おしゃれなコート。
神と俺が好きなブランドの新作だった。



永「俺らからはこれや」

平「え？…これっ！！」



それは……メンバー、俺の家族や友達、お世話になってるスタッフさんたちからのメッセージボード。



永「大変やったんやから。な？海人」

高「ほんとだよー！３人にも手伝ってもらったんだけどね」



初めてプレゼントで泣きそうになった。



平「…大事にするっ…」

永「泣くなって」

平「うっせぇ！」



最高の誕生日になったよ。
みんな、これからもよろしくな。



ーー
平野紫耀くん！
２４歳のお誕生日おめでとーー！！

なんとめでたいんでしょう！
今日は何して過ごしたのかな。

これからも天然でかわいくて、常にかっこよく輝いてる紫耀くんを応援し続けます！

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