俺らが紫耀を守るから28

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医療の専門知識はないので、処置方法全く違うと思います。
ご了承ください。



高橋side

ビビりまくってる紫耀をなんとか説得中。


紫耀ちゃん、布団から目だけ出してうるうる攻撃。

可愛いけど今回はダメだからね。



神「頑張ろうよ。ね？」

岩「俺らついてるから」

平「むりっ、、怖いっ…」

先「平野さん、怖くないですからね」

平「そんなの嘘だぁ…」



もう何を言っても聞く耳を持たないらしい。

ぶんぶんと音が鳴るくらいに頭を振ってる。



先「あのですね、器具は使わないんですよ。手で取り出すんです」

５「「えっ、手で？！」」

平「…」



またまた声が揃った。
手で取る？なにそれー！

紫耀なんてびっくりしすぎて固まっちゃったよ笑


先生が言うには摘便って方法で、手で固くなってる便を誘導して外に出してあげるんだって。
そしたらするっと出てくるらしい。


へぇー、そんなことできるんだー。



平「やっ、やだぁっ…」

永「大丈夫やって。がんばろーや」

平「大丈夫なわけない！れん嫌いっ！」

永「なんでやねん」



時間がかかりそうだから先生には一度出ていただいて、それから一時間説得を続けた。

なかなか手強いからね、、うちの紫耀ちゃんは。



平「…わかった」

岩「しょおえらいね」



ようやく首を縦に振ってくれた。



先「では始めますね」



全員いるのもってことで、俺と玄樹くんと神は外で待機。

２人に任せよう。






岸side

平「ふっ…んっ…」

先「力抜いてくださいねー」

永「しょお、手痛いわ。力強すぎ」

平「だって…ああっ怖いっ！」

岸「おおっ！」



俺と廉の手を両手で握りしめてくるからこれがなかなか痛い。

ゴリラ力だ。



先「結構溜まってますね。これは痛かったでしょう」


先生が言うには、かなり便が詰まっているらしい。
腹痛起こして当たり前だって。

よく耐えたよね、そこまで。



平「ううっ…ぅぅ…」

先「あともう少し……はい終わりました！」



順調に先生がかきだして終了。



平「はぁ…つかれたぁ…」

先「お疲れ様でした。お腹が少し軽くなったんじゃないですか？」

平「あっ、たしかに」

岸「よかったな！」

平「ありがとうございました」

先「今度は我慢せずすぐにいらしてくださいね」



確かに顔がスッキリしてお腹も凹んだ。

紫耀が元気になってよかったよ。


end
ーーーーーー
『便秘』編、完結です。

カナさん、ごめんなさい。
テーマが難しくてダメダメだったな…

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