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これ以降も少し嘔吐シーンあると思います。
岸side
岸「ふぁっ…さみぃー…」
最近は夜中が特に冷える。
廊下も寒いし床も冷たくて、早足で階段を降りてトイレに向かった。
「ゲホッゴホゴホ…」
岸「ん？なんだ？」
階段の途中で聞こえてきた咳のような声。
よく見てみると、トイレから明かりが漏れていた。
岸「ドア開いてる…。誰…えっ、しょう？！」
ドアが開いてて思わず覗くと誰かの背中が見えて、ツンっと鼻をつんざくような酸っぱい臭いがした。
岸「どうしたっ？！気持ち悪くなったのか？！」
平「はぁっ…岸…くん……おぇっ…ゴホゴホっ…」
岸「大丈夫大丈夫。俺背中さすっとくから、気分がスッキリするまで出していいからな」
こんな寒い夜中に一人で戻して、心細かっただろう。
俺だけでも気づけてよかった。
平「はぁっ…はぁっ…ごめん」
岸「もういいのか？」
平「うん…ごめん」
岸「いいよ謝らなくて。しんどかっただろ。暖房つけるからリビングで休もう」
平「ん」
支えながらリビングに行くと、やっぱり相当冷えてる。
紫耀がブルルッと身震いしたから、慌ててソファに座らせて暖房をつけた。
岸「すぐあったまるからな！このブランケットかけときな。蜂蜜入りのホットミルク作ってやるよ。待ってて」
戻したせいで喉もやられてると思うし、温かいものを飲むのが一番いいだろう。
平「…へっくし！」
岸「大丈夫か？ホットミルク飲め飲め」
平「岸くん、ありがとね」
岸「いいんだよ」
平「岸くんも入って」
岸「え？…ああわかった」
紫耀がブランケットの片方を剥いで俺を呼ぶから、そっと隣に座ってブランケットにくるまった。
なにやってんだろ。
男２人で一つのブランケットを分け合って笑
平「寒くない？」
岸「俺は大丈夫だよ。しょうは？」
平「…うん、ミルクとブランケットあったかい。ありがとね」
岸「そっか」
落ち着いたら戻してた理由聞いてみよう。
紫耀がミルクを飲む姿をそっと見守った。
カップを両手に持って小さな口でミルクを含む姿が小動物みたいだ。
可愛らしいその姿に少し笑みが溢れた。
平「え、なに？」
岸「えっ！あっいやなんでもない！」
やべぇ。
顔に出過ぎてた。
平「はぁー…」
岸「飲めたか？」
平「うん、美味しかった。ポカポカしてるよ」
岸「そうか！」
少し笑ってくれた。
それだけで俺は嬉しいよ。
最近ずっと疲れた顔してたからさ。
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はるき - 晴はるさん» 廉くんの誕生日話見ました。しょうれんのドライブは見てて楽しそうでした。プレゼントにネックレスは豪華だと思いました。これからも廉くんは紫耀くんに過保護でいて欲しいです。廉くんにとって良い一年になりますように。28章お疲れ様でした。29章目も頑張ってください (2021年1月24日 1時) (
レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みおさん» みおさん、感想ありがとうございます！うまくかけた気がしなかったのでそう言っていただけてよかったです！リクエスト承知いたしました。お話考えてみますね(^^) (2021年1月21日 2時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - リクエスト答えていただきありがとうございました！めちゃめちゃよかったです！リクエストで紫耀くんがくも膜下出血で倒れるお話お願いしても良いですか？ (2021年1月20日 16時) (レス) id: 04e6b93942 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントをいただきありがとうございます！気分転換で書いただけなので拙いお話だったかもしれませんが、喜んでいただけてたら嬉しいです(*^^*)やっぱりお父さんは廉さんかなぁと思ってそうしました。また気まぐれで書きますね。 (2021年1月11日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» ちびっこ紫耀の話、見ました。廉くんがお父さんみたいでしたね。岸くん、海人、岩橋くんの3人も廉くんに負けない位過保護でとろける顔が想像するだけで微笑ましかったです。特に廉くんは看病お疲れ様でした。晴はるさんにとっても今回の話は良い気分転換になりましたね (2021年1月10日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年12月11日 16時
