��高熱(岸くん) ページ45
平野side
ピピピッ
平「はぁ…まただ」
最近続く謎の熱。
今朝は３７.８。
昨日は３７.５だった。
ずっとこんな状態がもう１週間。
これだけ続くとさすがに俺もしんどいよ。
平「けほけほっ…喉いてっ…」
咳をすれば喉がヒリヒリと痛む。
体中がだるくて関節は痛い。
動くのも一苦労って感じ。
もうなんだよこれ。
ただの風邪？
なんで薬飲んでも効かないんだよ。
病院好きじゃないから市販の薬で何とか誤魔化してるけど、そろそろ限界かも。
病院行った方がいいかな…
これ以上ひどくなったら仕事に支障出ちゃうし。
平「ゴホゴホっ…あーー…やったわ…」
朝起きて感じるこの気怠い感じ。
顔が熱い。
あー…熱高いわ。
ピピピッ
平「けほっ…まじかよ…」
３８.６。
ついに３８度台に乗ってしまった。
平「ゴホゴホッ…げほっ……っくしゅ！」
こんなに体が熱いのに寒くてたまらない。
市販の薬じゃもう無理だ。
病院に行こう。
今日の仕事はどうしても休めないから、病院に行って点滴を打ってもらうことにした。
平「ごほごほっ…」
あいにくみんなもう出かけてるらしい。
ついてる。
バレたくないから。
フラフラの体でなんとかタクシーをつかまえて病院へと向かった。
看「では点滴始めますね」
平「…お願いします」
これで少しはマシになってくれたら…
看「平野さん、平野さん終わりましたよ」
平「ん…ぁっ、はい」
ゆっくりと落ちてくる点滴をぼーっと眺めていたら、いつの間にか眠っていたらしい。
看護師さんの声に目を開けると、すでに点滴が外されていた。
医「少しは楽になりました？」
平「あっ、先生。はい、だいぶ」
医「それはよかったです。薬をお渡ししますので無理はされないように」
平「ありがとうございました」
少しばかり軽くなった体を腕で支えながら、ゆっくりと起き上がった。
見てもらうってやっぱ大事だな。
点滴って偉大だ。
ス「おはようございます」
平「おはようございます。よろしくお願いします」
時間ぴったりでスタジオに到着。
皆さんにバレないようにしなきゃ。
点滴のおかげか今はだいぶ楽だから。
熱もかなり下がってたし。
このまま最後までいけば大丈夫。
ス「では平野さん入られます」
平「よろしくお願いしますー」
乗り切れそうな気がする。
大丈夫大丈夫。
自分に言い聞かせるようにしながらスタジオに足を踏み入れた。
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ゆっぴー - そろそろ亮チン出してください｡ (2022年3月16日 20時) (
レス) @page44 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントくださりありがとうございます！２８章かー。って感じです笑早かったような長かったような。次の章でも頑張ります！ (2020年12月11日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» もう27章も終わりですね。お疲れ様です。そして27章も赤星獲得おめでとうございます。次の28章目も頑張ってください。 (2020年12月11日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - いろさん» いろさん、感想いただきありがとうございます！そう言っていただけてよかったです(*^^*)なかなか上手く書けなくて、んー…ってなったりもしてたので安心しました。これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2020年12月11日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
いろ - こんばんは。リクエストのお話書いていただきありがとうございました！素直になりきれない紫耀くんが可愛くて、それを分かってくれる岸くんとの関係性もとても素敵でした！今後のお話も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2020年12月11日 2時) (レス) id: 28fd143c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年10月23日 16時
