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永瀬side
平「れん、今日はその…ごめんね」
永「何で謝るん？」
平「だって…」
帰る道中、何度も謝ってくるからそんな気にせんでええのにって思う。
平「れんのオフ…つぶしたし…」
永「ええねんって。ゲームにも飽きてやることなかったしな」
平「せっかく休めるチャンスだったのに…」
永「十分休んだから」
平「また、、迷惑かけたし…」
永「気にせんでええのっ！俺がいたくていたんやし、パニクったんもしょおのせいやないやろ？」
平「…そっか」
永「そうそう」
ようやく顔を上げてくれた。
ほんま気にするからなぁ、紫耀は。
永「それにな、しょおの役者姿見れてなんか新鮮やったし」
平「あっ…(//_//)」
ふっ、照れとる照れとる。
顔真っ赤やん。
確かに俺でも恥ずいわ。
役者の時の自分を見られるんは。
永「刺激受けたわー」
平「もういいから！」
耳まで真っ赤にして俺の横をスタスタ歩いていった。
可愛いやっちゃな。
ドンっ
平「うわっ！！」
ス「すみませんっ！」
永「ほんまにすみません、お怪我は？」
ス「大丈夫ですっ！こちらこそ急いでて！ごめんなさい、失礼します！」
スタッフさんは忙しいのかパタパタと走っていった。
永「大丈夫か？」
平「うん…」
永「いこか」
平「…ごめん…ちょっと…」
永「ん？」
何かと思って覗き込めば、俯いて目閉じてる。
永「どしたん？」
平「ちょっと…」
なんか、、震えてる？
あー、知らん人とぶつかったからか！
納得。
普段はどうってことないことも、今の過敏になってる状態の紫耀はこうなってしまうことがある。
ぐいっ
平「えっ？」
永「俺の服握っとき。それなら大丈夫やろ？」
平「…ごめん」
永「えーの」
平「ありがと」
永「いーえ」
俺の服を握らせてまた歩き始めた。
もっと頼ってくれたらえーのに。
永「…そうや。今日、焼肉らしいで」
平「えっ！ほんと！！？」
わかりやすー笑
一気に顔キラキラなったやん。
永「あー腹減った。早よ帰ろーや」
平「俺も腹減ったー」
いつもの紫耀に戻って一安心。
夕飯は予想通り、みんなで肉の奪い合い。
俺らいつもこうやな。
肉うまっ！
でもここだけの話、
紫耀が俺を頼ってくれたことが一番嬉しかってんけどな。
end
ーーーーーー
『分離不安障害』編、完結です。
yuuuuさん、いかがでしたか？
とても難しかったです。
お読みいただきありがとうございました。
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ゆっぴー - そろそろ亮チン出してください｡ (2022年3月16日 20時) (
レス) @page44 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントくださりありがとうございます！２８章かー。って感じです笑早かったような長かったような。次の章でも頑張ります！ (2020年12月11日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» もう27章も終わりですね。お疲れ様です。そして27章も赤星獲得おめでとうございます。次の28章目も頑張ってください。 (2020年12月11日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - いろさん» いろさん、感想いただきありがとうございます！そう言っていただけてよかったです(*^^*)なかなか上手く書けなくて、んー…ってなったりもしてたので安心しました。これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2020年12月11日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
いろ - こんばんは。リクエストのお話書いていただきありがとうございました！素直になりきれない紫耀くんが可愛くて、それを分かってくれる岸くんとの関係性もとても素敵でした！今後のお話も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2020年12月11日 2時) (レス) id: 28fd143c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年10月23日 16時
