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永瀬side
んっ…んー…
永「…ん、、なんや…」
何か声が聞こえて目が覚めた。
なんやこの声。
どっから？
永「ふぁっ…あれ、ここどこやっけ」
まだ寝ぼけた頭で辺りを見回すと、病院にいたことを思い出した。
永「そうや。確か病院で昼寝して……えっ、てことは！」
声のする方に目を向けると、ベッドの上でもそもそ動く塊。
永「しょおっ！」
平「…んん…けほっ…はぁっ…れん、、」
永「ごめんな気づかんでっ！ちょっと熱出てるな…。看護師さん呼ぶな」
熱が出てきたのか、額に汗を滲ませて顔を歪め苦しそうにしてた。
もっと早く気づいてやればよかった。
とりあえずナースコールを押して看護師さんを呼んだ。
俺じゃ何もしてあげられへんから。
平「はぁはぁ…けほけほ…」
永「しんどいなぁ。もうすぐ楽になるからな」
熱々の背中をさすりながら、早く来てと心の中で叫んだ。
岸side
岸「しょうのやつ元気してっかな」
仕事終わりで病院にやってきた。
でもなんだか部屋に近づくにつれて慌ただしい。
岸「なんだろ。何かあったのかな？」
まぁ病院だからバタバタしてるのはたまに見るし。
お医者さんって大変だよな。
他人事に感じながらも紫耀の部屋が見えてきてスタスタと近づいていくと、この慌ただしさはその部屋が理由なんだってわかった。
岸「えっ、しょう？！」
少し駆け足になって部屋の中に入ると、端の方に立ち尽くす廉が見えた。
岸「れん！」
永「あっ、、岸さん…」
いつも「優太」って呼んでくる廉が、俺に気がつくと少し怯えたような顔で小さく俺の名を呼んだ。
岸「なにがあったんだよ！しょうっ…一体何が…」
ベッドには先生達に処置をされ、酸素マスクを曇らせながら横たわる紫耀がいた。
永「合併症やって……どうしよっ…俺がついてたのに…しょおっ、、ごめんっしょお…」
岸「合併症…」
先生から言われてた。
免疫力が落ちてるから他の菌が入ると危ないって。
でも最近元気そうだから安心してたのに。
永「…しょお」
岸「…しょう…大丈夫だよ絶対」
看「すみません！部屋の外にお願いします！」
岸「えっ、あっ…はい」
看護師さんに促され、横たわる紫耀を見ながら廉と一緒に外へ出された。
大丈夫だよな…うん、大丈夫。
ーーー
皆様っ！
なんかわからないですが、ランキングと評価が激上がりしてました！
ありがとうございます！
感謝感激ですっ！
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ゆっぴー - そろそろ亮チン出してください｡ (2022年3月16日 20時) (
レス) @page44 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントくださりありがとうございます！２８章かー。って感じです笑早かったような長かったような。次の章でも頑張ります！ (2020年12月11日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» もう27章も終わりですね。お疲れ様です。そして27章も赤星獲得おめでとうございます。次の28章目も頑張ってください。 (2020年12月11日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - いろさん» いろさん、感想いただきありがとうございます！そう言っていただけてよかったです(*^^*)なかなか上手く書けなくて、んー…ってなったりもしてたので安心しました。これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2020年12月11日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
いろ - こんばんは。リクエストのお話書いていただきありがとうございました！素直になりきれない紫耀くんが可愛くて、それを分かってくれる岸くんとの関係性もとても素敵でした！今後のお話も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2020年12月11日 2時) (レス) id: 28fd143c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年10月23日 16時
