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永瀬side
永「しょおーおはよ」
平「けほっ…あっれん。おはよう」
入院してしばらく経ち、紫耀はかなり落ち着いてきて咳も目立たんようになった。
ただ体力が落ちてるからベッドに寝転がってることが多いんと、他の菌をもらって合併症とかならんように気をつけなあかんのやけど。
永「体調どうや?」
平「うん、だいぶ楽」
永「確かに少し楽そうやな」
ベッドにもたれかかってはいるものの、顔色もええし安心した。
まだ熱はあるんやけど、それも微熱程度やし。
永「なんか食った?」
平「うん、さっき看護師さんが持ってきてくれたから少しだけ食べたよ」
永「そっか、よかったな。俺まだやねん。ここでおにぎり食っててええ?」
平「うんいいよ」
近くのソファに腰掛けて、ペットボトルのお茶を飲みつつおにぎりで休憩。
平「…」
永(もぐもぐ…)
平「…」
永「(もぐもぐ…)ん?なに?」
食べてる途中で視線を感じてベッドを見ると、紫耀が座ったままじーっとこっちを見てた。
平「…その食べ方」
永「んえ?…(もぐ…)たぇ…かたぁ…?」
平「ヤギみたい…」
永「ぶっ!!…ゴホゴホっ…お前なぁっ!」
平「だって昔からずっと思ってたんだもん」
永「前も言うてたやんそれ。そんな見られたら食いづらいから寝ててや」
平「ちぇっ、へいへい」
くるっと俺に背中を向けてベッドに転がった。
永「誰がヤギやねん」
昔から言うてるよな。
なつかしいわ。
てか俺は人間や。
まぁ食い方は変かもしれんけど…
永「ごちそうさま。…しょお?」
やけにベッドの方が静か。
覗き込むといつの間にか寝ていたらしい。
平「スー…スー…けほっ…」
永「寝てたんか」
まだ本調子やないしな。
仕方ない。
永「ふぁっ…はぁ…疲れた」
今日の撮影は結構過酷やった。
さすがに疲れたし眠いわ。
ちょっと仮眠とろ。
ソファに寝転がって俺もお昼寝することに。
永「しばらく起きんやろ」
紫耀は一回寝たらなかなか起きんから。
永「ふぁぁっ…おやすみー…」
紫耀が早く退院できますように。
そう願って目を閉じた。
ーーー
最近ヒット数が伸び悩んでます…
んー、、話がなかなか浮かばなくなってきたからなぁ。
更新ももう少しできるように頑張ります!
あと、キンプリ今年も紅白決まりましたね!
やった(^∇^)♪
早く世の中が落ち着きを取り戻して、メンバー達と同じ空間で騒げる日が来ることを願ってます⭐
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ゆっぴー - そろそろ亮チン出してください。 (2022年3月16日 20時) (レス) @page44 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントくださりありがとうございます!28章かー。って感じです笑早かったような長かったような。次の章でも頑張ります! (2020年12月11日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» もう27章も終わりですね。お疲れ様です。そして27章も赤星獲得おめでとうございます。次の28章目も頑張ってください。 (2020年12月11日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - いろさん» いろさん、感想いただきありがとうございます!そう言っていただけてよかったです(*^^*)なかなか上手く書けなくて、んー…ってなったりもしてたので安心しました。これからもこの小説をよろしくお願いします! (2020年12月11日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
いろ - こんばんは。リクエストのお話書いていただきありがとうございました!素直になりきれない紫耀くんが可愛くて、それを分かってくれる岸くんとの関係性もとても素敵でした!今後のお話も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2020年12月11日 2時) (レス) id: 28fd143c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2020年10月23日 16時