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岸side
紫耀の咳が出始めてから４日目。
平「…ゲホゲホ…」
永「ついに出たか…」
恐れていたこと。
紫耀が熱を出した。
高「熱はないからまだ安心してたんだけど…出ちゃったね」
岩「冷えピタ替えるよー。ちょっと冷たいからね」
平「けほっ…ゴホゴホッ…」
本人は咳と熱でかなりきついのか、こっちの声が届いているのかも不安なくらい苦しそう。
平「はぁ…はぁ…」
神「病院連れていった方がいいよね。熱は出たばっかだけどさ、咳はずっとなわけだし」
永「まぁせやな…」
本人は「いつか行くから」って言い続けてたけど、どうせ行く気はなかったんだろうし、かわいそうだけど無理やりにでも連れて行かなきゃだな。
岸「でもさ、、俺らこれから仕事じゃん…」
神「そうなんだよな…」
岩「俺らはPrinceでの仕事だもんね。れんと海人は？」
高「俺も仕事…。れ、れんはっ？！」
永「……しごと…」
岸「まじかよ…」
まさかの全員仕事。
誰が見るんだよ。
こんな状態の紫耀を一人にするのはまじぃだろ。
高「どうするのっ？！一人にはできないよっ！」
永「マネさんに聞いてみよっ」
神「仕事休めるかどうか？」
永「いや、マネさんが付いててくれるかどうか」
岸「あーそういうことか」
さすがに、看病のために仕事休みます！は通用しねぇからな。
永「…あっマネさん？永瀬っす。あの、今日なんですけど…」
電話している廉のそばで、全員静かに聞き耳を立てる。
永「…えっ、無理っすか？！そこをなんとか……じゃ、じゃあ俺の仕事ずらしてください！…無理？うわぁ…まじか…」
神「だよな…」
永「しょお一人にはできないんですって！」
マ(無理だよ永瀬…心配なのはわかるけど…今日は大事な会議があって休めないんだよ)
永「…いやでも……、はぁ…わかりました」
マ(えっ、永瀬？…ながっ…)ツーツー…
高「えっ切ったの？」
永「…あーどうしよ」
みんなで目を合わせるけど、どうする…？っていう目。
平「けほけほっ…はぁっ…ゴホッ…ごほごほ…」
岩「しょおー…しんどいよね」
玄樹が背中をさすってるけど気休めでしかない。
紫耀もまじで苦しそうだし。
どうすんだよほんと…
神「俺ら早めに終わるから速攻帰ってくるよ」
岸「そうだな！」
永「それしかないよな…。心配やけど…頼むわ」
誰もそばについててあげられないけど、すぐに帰ってくれば大丈夫。
この時はこうするしかなかったんだ。
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ゆっぴー - そろそろ亮チン出してください｡ (2022年3月16日 20時) (
レス) @page44 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントくださりありがとうございます！２８章かー。って感じです笑早かったような長かったような。次の章でも頑張ります！ (2020年12月11日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» もう27章も終わりですね。お疲れ様です。そして27章も赤星獲得おめでとうございます。次の28章目も頑張ってください。 (2020年12月11日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - いろさん» いろさん、感想いただきありがとうございます！そう言っていただけてよかったです(*^^*)なかなか上手く書けなくて、んー…ってなったりもしてたので安心しました。これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2020年12月11日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
いろ - こんばんは。リクエストのお話書いていただきありがとうございました！素直になりきれない紫耀くんが可愛くて、それを分かってくれる岸くんとの関係性もとても素敵でした！今後のお話も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2020年12月11日 2時) (レス) id: 28fd143c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年10月23日 16時
