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岸side
ス「岸さん、平野さん、ご移動をお願いします」
岸「あっはい！」
スタッフさんが呼びにくるまで紫耀と２人で楽屋にいた。
２人での仕事って珍しいから俺は嬉しかったんだけど、まぁ紫耀は俺とって忘れてたらしいけど…笑
でもなんか…
気になるっていうか…
岸「しょう、ほんとによかったのか？」
平「ん？」
岸「いや、弁当だよ。ほとんど食ってねーだろ？」
平「あー、あんまりお腹空いてなくてさ笑 朝食べすぎたから」
岸「そっか」
用意されていた朝飯にはほとんど手をつけてなくて。
それに来た時、なんとなく顔が赤かった気がするし。
ス「ではお願いします」
岸「お願いします！」
平「お願いします」
ダメだダメだ。
今は集中しないと。
最初は２人で一緒に撮影。
どうやら俺ら２人で表紙と特集を組んでくださるらしい。
ありがたい。
カ「じゃあそこに立ってみようか」
カメラマンさんの指示通りに動いてポーズをとったり表情を作ったり。
俺は苦手な方なんだけど、こういうのは俺らの中では玄樹が上手いんだよな。
平「…」
カ「平野くん、もう少し笑えるかな？」
平「…」
カ「平野くーん」
岸「…しょうっ、なぁ、しょうって」
平「…えっ？」
岸「カメラマンさんがもう少し笑えるかって」
平「…あっ、ごめんなさい！」
やっぱりボーッとしてておかしい。
反応遅いし、笑顔がいつものくしゃっとした可愛いやつじゃなくて、明らか引きつってる感。
カ「少し休憩いれよっか」
岸「はい」
カメラマンさんも何かおかしいと思ったのか、１０分だけ休憩を取らせてくださった。
岸「しょう、なんかおかしくない？何かあるのか？」
平「えっ？…何かって？」
岸「だって反応遅いし、さっきもカメラマンさんの声届いてなかったし、お前らしくないっていうか」
平「…ごめんね。でも大丈夫だよ」
大丈夫って顔がもう引きつってんだよな。
本人はわかってないみたいだけど。
岸「何かあるなら言えよ？」
平「…うん…ありがと…」
休憩はあっという間に終わって撮影再開。
カ「もっと２人で寄ってみて」
岸「はい」
淡々と撮影をこなす中でもやっぱり隣が気になる。
岸「しょう、平気か？」
平「…ん、、ごめっ…」
岸「しょう？」
どうしたんだ？
俯いてて、少し息切れしてる。
平「はぁっ…はぁっ…」
岸「しょう？どうし…」
そう言いかけた時にはすでに、目の前の体が傾いていた。
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ゆっぴー - そろそろ亮チン出してください｡ (2022年3月16日 20時) (
レス) @page44 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントくださりありがとうございます！２８章かー。って感じです笑早かったような長かったような。次の章でも頑張ります！ (2020年12月11日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» もう27章も終わりですね。お疲れ様です。そして27章も赤星獲得おめでとうございます。次の28章目も頑張ってください。 (2020年12月11日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - いろさん» いろさん、感想いただきありがとうございます！そう言っていただけてよかったです(*^^*)なかなか上手く書けなくて、んー…ってなったりもしてたので安心しました。これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2020年12月11日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
いろ - こんばんは。リクエストのお話書いていただきありがとうございました！素直になりきれない紫耀くんが可愛くて、それを分かってくれる岸くんとの関係性もとても素敵でした！今後のお話も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2020年12月11日 2時) (レス) id: 28fd143c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年10月23日 16時
